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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2011年12月15日(木)

活動メンバー:清国将義(南三陸町災害ボランティアセンター運営)
(38次隊)
鎌田勝吉、鈴木信明、平井元子、福井重子、伊藤多栄子、浦野聖

スケジュール

(38次隊)
7:15立花邸出発
8:30ボラセン到着
9:15作業開始
11:30昼休憩
12:30作業再開
14:30作業終了
15:00ボラセン到着
16:00立花邸到着
18:30夕食

ボラセンより

朝4度、昼8度。ボランティア数95、内個人41。
最終日の38次隊は志津川の大森地区の個人宅の瓦礫撤去作業。
久しぶりに氷点下にならない朝でしたが、曇りで時々小雨が降る天候。午後から天気は良くなったものの、風が強くなり気温は下がり始めました。(清国)

活動レポート

報告者:浦野聖
活動最終日にして生憎の小雨模様。気温もあまり上がりません。
今日は、昨日お世話になった漁師さんのお宅とその周辺の片付けをしました。割と高台にあるにも関わらず、津波の被害に遭ってしまったそうです。漁師さんは私たちに当時の様子をとても明るく語って下さいました。数メートルの差、数分の差が生死を分けた話や、「これで死ぬまで一生苦労するんだろうなぁ…」と思いながら後ろを振り返ることなくただただ更に高台へと逃げたという話には、思わず言葉が詰まってしまいました。
漁師さんは「ボランティアさんのお陰で再びワカメ漁ができるようになった」と大変喜んでいました。それは当然私たちにだけではなく、震災直後から今日に至るまで南三陸町に駆けつけた、全てのボランティアの方々に対する感謝の言葉でした。
活動が終わる頃にはようやく晴れ間も出てきましたが、高台から見渡す志津川港周辺地域は、残念ながらまだまだ復興しているとは言い難い景色が広がっていました。

夕方、拠点となる立花邸を貸してくださり、また管理もしてくださっている山内さんが来訪されプリンの差し入れをくださいました。JHPとして38次隊までお世話になったお礼のご挨拶をしました。