南三陸町活動レポート
災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。
2011年12月14日(水)
活動メンバー:清国将義(南三陸町災害ボランティアセンター運営)
(38次隊)
鎌田勝吉、鈴木信明、平井元子、福井重子、伊藤多栄子、浦野聖
スケジュール
(38次隊)
7:15立花邸出発
8:00ボラセン到着
9:00現場へ移動
9:30作業開始
12:00昼休憩
13:00作業再開
14:30作業終了
15:00ボラセン到着
16:00立花邸到着
18:30夕食
ボラセンより
朝マイナス5度、昼11度。ボランティア数は103人、内個人39。
38次隊は志津川漁港でのワカメ種付け作業。海は無風で暖かいので、作業も順調。漁師さん達も暖かくて楽だ〜って言ってました。(清国)
活動レポート
報告者:平井元子、伊藤多栄子
活動内容:わかめ養殖の種つけ、ほたて養殖に使ったカゴ、アミの整理と作業所の整理
志津川漁港本浜(鎌田、福井、平井、浦野)と志津川漁港(鈴木、伊藤)と2ヶ所での作業。
【志津川漁港本浜】
本浜には「あっぺとっぺ沖の須賀」という名の漁師さん達のチームがあります。
「あっぺとっぺ」という方言は、訳のわからない状態、手探り状態で進んでいくという意味だそうです。一つの集落の中でも別々にしていた作業その他を、この災害を機にひとつにまとまって、皆で一生懸命仕事をしていこうという漁師さんたちの強さを感じました。(平井)
【志津川漁港】
2ヶ所の作業ですが、12日(月)に作業した土のう作りがこの現場にきて、どう使われるのかわかりました。「種つけ」はお父さん達と一対一になって太いロープにわかめの種をはさむ作業です。初めての作業でしたが、やさしく教えて下さいました。わかめの種つけは、おきだしという作業をし、その後めおちのチェックをして、ロープ3本につなげて海に入れます。水あげでわかめがとれるのは来年の2月です!
ここでのわかめのとっておきの料理はわかめのしゃぶしゃぶです。とれたてのわかめを海水で洗って、熱湯でさっとゆがき、ポン酢でいただきます。私達も、漁師さんもまだいただいていないこのシャブシャブのわかめをいただきました。さて、わかめは何を食べて大きくなるのでしょう。動物性のプランクトンの養分を吸収して成長するそうです。あわびや、かきは、植物性のプランクトンを食べるそうです。
来年の3月に「志津川のわかめ」が出まわります。皆さん わかめを食べましょうね。(伊藤)
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