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2009年8月隊活動レポート

2009年8月24日(月)

スケジュール

6:30 ホテル出発
6:40 朝食
7:30 小学校到着
8:00 作業開始:本組み
12:15 昼食
13:40 小学校出発
14:05 ゴム工場見学
15:05 オッドー小学校にて、絵画見学・交流
17:15 ホテル到着
18:15 全体ミーティング
23:00 就寝

【写真】
(上)東京農大名物 大根踊り☆
(中)子どもたちの演奏
(下)水・写真係と薬係のみんな





本日の報告者より

 本日報告者の佐々木祐一郎です。作業班のC班班長ということで、現在取り組んでいる3校目の作業を指揮(笑)させて頂いています。本日の作業はオットー小学校との交流のためあまり進みませんでしたが、今日仕上げてしまうよりは、明日一日中汗水流してから完成のほうが達成感を味わえるのではないかと思い、今はわくわくしています。3校目ということもあり、皆自分が指示する前に考えて動いていてとてもスムーズに進めることが出来ました。今回のブランコがこの仲間と作る最後のブランコなので、自分は絶対に後悔したくないし、今までの集大成として最高のブランコを作りたいと思っています。昨日も中捨てという作業をしている夢を見ました。それほど気合が入っています。明日はおそらく最後の作業となりますが、今まで自分達を支えてくれた蘭子さん、木村さん、清国さんを始めとするJHPの方々、ドナーさん、家族、そしてここにいる仲間に感謝の気持ちを忘れずに、全力で取り組もうと思っているのでよろしくお願いします。

各車両より

1号車:カンボジアの多くの動物はやせています。蘭子さんに質問してみると、食料を与えられていないためやせているのではなく、暑い地域に適した種類であると教えていただき、なるほど!と納得しました。今日は初めて羊を発見しました! きずな橋の上からの360°の景色の素晴らしさに感動しました。

2号車:ゴム工場の見学が、今日一番印象的でした。いろんな国で使われているゴムが、ここからも生まれているのだと思うと、日ごろ使われているゴムと世界のつながりを感じることが出来ました。

3号車:みんな、カンボジアの空に目が釘付けでした。
・ カンボジアは高い建物がないため、空を広く感じることが出来ました。東京にいる時は、今ほど意識して空をみていないので、新鮮でした。
・今の季節は入道雲が多く、空が高いので雲が大きく見えます!

4号車:オッドー小学校で行われた子どもとの交流会で嬉しいことがありました。
・子どもたちが、蛍のひかり(別れの歌)などの歌を歌ってくれて感動しました。
・ 一緒に塗り絵をした子どもが、日本語を覚えようと頑張くれていて嬉しかったです。
・ 子どもから名前と年齢の書かれた手紙をもらいました。短い手紙でしたが、必死に書いている姿に心打たれました。

レポート係より

 レポート係の根岸明広です。今日はカンボジアの娯楽について書きます。カンボジアではカラオケが流行っているようで街を通るとkaraokeの看板をよく見かけます。今、私達が泊まっているホテルの近くにもkaraokeの店があり、夜中まで大音量が聞こえてきて人気の様子が良く分かります。 コンポンチャムに来てからは、川や沼でボート遊びをしている様子を見ました。その遊びは日本にあるものと似ていますが、カンボジアの空と緑の風景のもとでは非常にのどかな印象を受け、気温が高く・雨季のため水の多いカンボジアにあっていると感じました。 カンボジアを一ヶ月近く見てきて、悲しい歴史や貧しさを学びましたが、カンボジア人も日々を楽しんでいるということを知り、どんな状況の人でも生活のみを優先させることはできないと思いました。それと同時に私達の活動の目的であるブランコ作りの意義についてもより一層感じることができました。

 同じくレポート係の徳田知美です。今日はドライバーさんのおかげで、ゴム工場の見学をすることが出来ました。工場では、ゴムの木からとった樹液を固めて、商品として加工する前の段階までの作業を行っています。ここで作られたゴムは、タイやマレーシアに輸出され、商品になった後、日本に来るそうです。ゴムの液体、それを固めて豆腐のようになったもの、そして水分を切って加工しやすくなったもの(あめゴムのかたまり)・・・というゴムの変身段階を見ることができて面白かったです。日本ではみることのできない貴重な経験をさせていただきました。

各係より、一ヶ月間を振り返って

8月隊では活動を円滑に進めるため、メンバーが係に分かれていろいろな仕事を担当しています。みんなそれぞれの係に苦労があり、やりがいも感じてきました。今日から一ヶ月間係を務めての感想を載せます。

水・写真係
カンボジアでは生水が飲めないため毎日の作業では各自が必ずミネラルウォーターを持っていきます。水係は、マーケットでの水の買い出し、水の本数の確認、予備水の管理(毎日の作業に予備水を持っていく)等を行っています。写真係は活動中の写真の焼き増し、配布作業を行っています。 メンバー:吉田結、葛岡大、海老沢直美、横谷純実、壷井絢子、野口蕗子

‐水係‐
・ 一人一人消費量が違うので、みんなの残量を確認するのが大変だった。
・ 空ペットボトル回収の際、ラベルはがしやお茶パックの取り出しなど定着するまで時間がかかった。
・ 予備水の管理が徹底できていなかった
・ 日本と違いきれいな水の大切さを実感できた。

‐写真係‐
・ 焼き増し集計のアルバムを回す際に、みんなのペースをつかむのに時間がかかった。
・ 焼き増しの仕分けの数が合わず、もう一度注文したり、数え直しをしたり大変だった。
・ 枚数が多いときは、みんなが手伝ってくれたので感謝しています。
・ 写真をみんなより早く見れたり、改めて振り返ることが出来たりしたので楽しかった。
・ 枚数が増えると、一人一人の値段も変わり、お金を管理するのが大変だった。でも、みんなと接することが出来たので、やりがいのある仕事だった。

薬係
メンバー:海老沢直美、知久香奈子
薬係の仕事はケガをした人の手当てとトイレにトイレットペーパーとゴミ箱を設置することです。
苦労した点としては、トイレットペーパーの消費が早く、こまめにチェックし、予備を用意しなければならなかったことです。また、作業で汚れた靴でトイレに入るため、トイレが汚れてしまい、掃除をしなければならないこともあります。体調面では男女問わず、しっかり自分の状態をカミングアウトし蘭子さんと共に全員で全員の体調をフォローしあいました。アドバイスとしては、長距離移動の際には各車両に一つトイレットペーパーを置いておいたほうがいいと思いました。

レポート係より

 レポート係の根岸明広です。今日はカンボジアの娯楽について書きます。カンボジアではカラオケが流行っているようで街を通るとkaraokeの看板をよく見かけます。今、私達が泊まっているホテルの近くにもkaraokeの店があり、夜中まで大音量が聞こえてきて人気の様子が良く分かります。 コンポンチャムに来てからは、川や沼でボート遊びをしている様子を見ました。その遊びは日本にあるものと似ていますが、カンボジアの空と緑の風景のもとでは非常にのどかな印象を受け、気温が高く・雨季のため水の多いカンボジアにあっていると感じました。 カンボジアを一ヶ月近く見てきて、悲しい歴史や貧しさを学びましたが、カンボジア人も日々を楽しんでいるということを知り、どんな状況の人でも生活のみを優先させることはできないと思いました。それと同時に私達の活動の目的であるブランコ作りの意義についてもより一層感じることができました。

 同じくレポート係の徳田知美です。今日はドライバーさんのおかげで、ゴム工場の見学をすることが出来ました。工場では、ゴムの木からとった樹液を固めて、商品として加工する前の段階までの作業を行っています。ここで作られたゴムは、タイやマレーシアに輸出され、商品になった後、日本に来るそうです。ゴムの液体、それを固めて豆腐のようになったもの、そして水分を切って加工しやすくなったもの(あめゴムのかたまり)・・・というゴムの変身段階を見ることができて面白かったです。日本ではみることのできない貴重な経験をさせていただきました。

今日のありがとうございました。

ドライバーのトンブンさんより日本の和菓子に似たデザートを、村人よりヤシのみジュース・ランブータンをいただきました。みんなでおいしくいただきました。ありがとうございました。