2009年8月隊活動レポート
2009年8月23日(日)
スケジュール6:30 朝食 【写真】 |
本日の報告者より
本日の報告者を務めさせていただく知久香奈子です。午前中は水平だし、外捨て、ペンキ塗りを行いました。その後、ゴム園の見学に行き、再び小学校に帰ってきて昼休憩を取りました。午後は作業班ごとに分かれて作業し、C班はブランコの本組みを行い、他の班は中捨て、土管の周囲の土埋めを行いました。 今まで車窓からゴムの木を見て、蘭子さんからゴムの話は伺っていたのですが、実際にゴムの木を見て触って見ると現実味が増しました。そこで自分の知識のなさを知ると同時に、今まで知らなかったことを知る楽しさを味わえました。カンボジアに来て20日以上が過ぎ、景色も見慣れてきましたが、その見慣れた景色からも貪欲に新たな発見をしていきたいです。また、発見したことをここだけにとどめず、更に知識を深めていきたいです。
各車両より
1号車:
帰りの車内でソーラン節が流れると、皆作業で疲れているにも関わらず、ソーラン節を歌い始めました。その中で、蘭子さんが昔、贈呈式でテープが飛んだので、ソーラン節を歌ったそうです。
きずな橋を渡り終えようとするとき、橋の下で30人くらいの人たちが太極拳のようなものをしているのを見ました。その姿を見て車内では、私達もソーラン節を外で披露してみたいね、と話していました。
2号車:
・ コンポンチャムの街並みを見て、古いモダンな建物と新しい建物が混在していて不思議だが、これは近年きずな橋が出来たことによってコンポンチャムが急激に発展しているからだという話がありました。それと同時に、一方では、貧富の差があるということ、また外国からの協力でカンボジア人が自分達の手でもっと発展させていければと思いました。
・ メコン河は雨季になると上流から流れてきた赤土の影響で赤茶色になるということを同乗してくださった東京未来大学の大橋先生から教えていただき、とても興味深い現象だと思いました。
・ カンボジアの女性は、パジャマを着て外に出ていることに気がつきました。蘭子さんのお話では、これはカンボジアでは上下が揃っていればスーツだと考えられているからだということです。
・ 水牛はかっこいい! カンボジアでの生活が終わるまで、カウントダウンが始まりました!一人一人がこの8月隊に応募した理由、気持ち、行く前の意気込みをもう一度考えて、残りの一日一日もかっ飛ばすぞ!オー!!
3号車:
・ ゴムの木が珍しかったです。
・ ゴムの組織や製法は化学として学んでいましたが、天然ゴムを実際に見て、触って、嗅いでそれを知識と結びつけて、自分自身の経験にできた一日でした。
・ ドラゴンフルーツが生えているのを初めて見て驚きました。
・ セメント作りを手伝って下さった地元の方のクワさばきが見事でした^^(8月隊の男子メンバー4人がかりで作るセメントを、なんと一人で、クワ一本で作っていました!)
4号車:
・ 助手席で孤立しがちな車両長も加わって話ができたので楽しかったです。
・ ゴムの木がきれいに整理されて綺麗だと思いました。
・ 地平線が綺麗に見れる場所がありました☆
・ 木村さんとお話することが出来て、ゴムの木の見学のときにたくさん説明をして頂き、勉強になりました。
・ 車内でのゲームを通じて木村さんと親睦を深められて良かったです。
・ コンポンチャムは地方とは言っても街並みが西洋的で、スワイリエンとは違って都会な雰囲気だと感じました。
レポート係より
レポート係の徳田知美です。3校目のブランコ作りも2日目の作業が終わり、いよいよ終盤に差し掛かってきました!みんな作業にも慣れてきて、一人一人が自分にできる仕事を見つけて積極的に活動しています。ブランコ作りの中で、それぞれの工程をするのがもう最後なんだなぁと思うと、なんだか寂しいような気持ちです。そんな私達のブランコ作りに欠かせないアイテム、それは・・・「円陣」です!!午前と午後の作業前には必ず円陣を組んで気合を入れます。毎回最初の掛け声をメンバーが順番に担当するのですが、バラエティに富んでいてとても面白いです☆北海道出身の子が方言を織り交ぜてみたり、元高校球児の掛け声は野球部っぽかったり(あくまで私の印象ですが^^)、みんなのお姉さまは健康を気遣うメッセージをくれたり・・・それぞれの個性が出ます。今日の担当の子は、今の自分の気持ちを伝えてくれました。私は、その子が言っていた「この円陣の一員でいられることが嬉しい」という言葉が、とても心に残っています。私も個性豊かな8月隊のメンバーのひとりでいられること、そんな皆と今、円陣を組めることがとても嬉しいです。早いものでカンボジアでの活動も残り一週間。悔いの残らないように、一日一日を大切に過ごしていきます。