7期カレッジ隊活動レポート
2013年3月15日(金)
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本日の報告者より
アンコール小児病院で看護師をされている赤尾和美さん、オー村を中心に奨学金や就学前教育を実施している漆原さんと、今日は国境を越えて活動をされている方々から異国の地で活動することの難しさ、苦労、姿勢などについてお話を伺いました。手洗いや薬の管理等、私たち日本人が「当然」と思うことが国の風習の違いにより異なることや困難なこともあり、開発と文化、伝統との折り合いについては、開発にかかわる者が直面する重要な課題を含んでいることを知らされました。しかし、漆原さんのおっしゃったように同じ国でも都市と地方では格差があり生活状況が異なるので「カンボジア」とひとくくりにすることが現実にそぐわないことも知りました。人や物事を分ける国境という境界線は私たち人間がひいているものなのだと思いました。同時に今日、オー村の小学校でこどもたちと一緒に歌を歌い、遊んで交流して、この境界線をなくせるのもまた、人なのだと感じました。(大村 美緒)
各車両係より一言
今朝、出発後すぐに赤いリボンで飾られた車とすれ違いました。結婚式の記念撮影に向かう車だそうです。シェムリアップでは結婚式は3日間行うそうです。1日目はお坊さんを呼んでの儀式と音楽を奏でてのお祝いで、朝5時から夕方5時まで続くそうです。2日目はアンコールワットをバックに記念写真を撮り、3日目は親戚や友人とのパーティ、都会では5,000ドル程かかるので、カンボジアでは結婚するということは一家にとってそれは大変な散財の大イベントだそうです。(石川 ひとみ)