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6期カレッジ隊活動レポート

2012年3月11日(日)

スケジュール

6:00 朝食
6:30 ホテル出発
8:00 小学校着、音レク・ソーラン節練習
8:30 作業開始
11:00 昼食
16:00 ホテル着
18:30 全体ミーティング
19:00 夕食

写真
(上)昼食は日本の懐かしい味、ぺヤングやきそば。
(中)いよいよ仕上げ、ブランコの取付け。
(下)完成!





本日の報告者より

 今日は、3月11日ということで東日本大震災被災者の方々に、黙祷を捧げました。日本はまだまだ復興に向けて頑張る時です。帰国したら、ちっぼけな自分ですが、何かできることを探したいと思います。被災者の方々に心よりご冥福をお祈りします。
 作業は、ペンキ塗りをしたりして、ついにブランコ完成!!初めはただの木材だったものが、こんなに大きなブランコになるという驚きと、毎日くたくたになりながら、みんなで力を合わせて作り上げた達成感がこみあげました。ブランコ作業ひとつで、多くのことを学ぶことができ、本当に素敵な体験をさせていただいたと思いました。サポートをしてくれたスタッフの方々、お手伝いをしてくれたり笑顔で私たちを元気づけてくれた現地の方々、おいしいごはんを提供して下さった方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。(中川 瑞葉)

各車両係より一言

4号車: カンボジアに来る前、おそらく「日本がどれほど便利で幸せか」を思い知らされるだろうと予想していましたが、今日、車窓から風景や人々の生活を見ながら、それは驕りであったと感じました。日本では人間が自己中心的に環境を作り変えてしまっているのに対して、ここでは自然・動物・人間がお互いをリスペクトしながら、みんな自由で、「日本は確かに便利だけれど、本当に幸せだろうか?」と考えさせられました。カンボジアと日本で互いに学びあうところがあると思いました。(三宅 尚子)
5号車: 今朝6時頃に外へ出ると、太陽が昇る前で、お月様が綺麗に輝いていました。夜空で輝いているかのようにはっきりとその姿を見ることができ、日本では朝に見ることが無かったので、とても印象的でした。
 小学校へ向かう道中では、何時の間にか、お月様はいなくなり、太陽が昇り、大地を照らしていました。街中を抜けると、はるか先まで見渡せるほどの広大な田園が広がっていて、朝靄と光のコントラストがとても幻想的で、どこか穏やかな気持ちになりました。
 高い建物がないため、太陽の位置で自分の進行方向を把握することができ、日頃、文明の利器に囲まれている自分がそういったことが出来ると思わなかったので、とても嬉しい経験でした。
 カンボジアに来て、日々、自然の美しさや偉大さを目の当たりにし、生かされていることを改めて感じ得ました。また、そんな素晴らしい自然があることは、カンボジアの魅力の一つだと思いました。(池田 佳小里)

6号車:ブレイベン州での街の様子を見ていると、カンボジアの伝統的織物のクロマーを使っている人が多いように感じました。日本では着物を成人式や結婚式でしか着る機会がありませんが、カンボジアでは日常的にクロマーを使用している様子を見て、伝統的な文化が受け継がれていることは素晴らしく、これからも残ってほしいと思いました。(田中 麻衣子)

7号車:ブランコ建設作業を終えてホテルに戻る途中、橋の幅が狭いためにこちらから向かう車列が渡り終えるまで、対向車は列をなして待つという場面に遭遇しました。カンボジアの交通事情には驚くことが多く、プノンペンに比べ交通量の少ないプレイベン州でも多くのバイクや自転車が車道を走っており、車は追い越す度にクラクションを鳴らして、事故防止に注意していました。プレイベン州でも至る所にガソリンスタンドがあり、その需要の高さを物語っていましたが、しばらく交通量は増加の一途をたどると予想されます。交通量の多さを配慮した交通整備が求められると感じました。(結城 あづさ)