6期カレッジ隊活動レポート
2012年3月7日(水)
スケジュール7:10 集合・荷物積み込み |
本日の報告者より
約2週間滞在したプノンペンを朝早くに出発し、本日から遠征です。ブランコを立てるスワイリエン州の小学校まではプノンペンから約4時間の道のり、宿泊するプレイベン州とスワイリエン州は約1.5時間かかります。車が跳ね上がるくらいの悪路を経て着いた小学校では寺院のお祭りが開催されており、児童だけでなくたくさんの地域の方が集まっていました。荷降ろしをする私達を興味深げに眺めるその眼差しの中に、「何をしてくれるんだろう?」「どんなものが出来上がるんだろう?」という期待を見た気がしました。その期待を裏切らないように、遙かに上回る素晴らしいプレゼントを贈れるようにしたいです。スワイリエン州はプノンペンよりも暑いですが、子どもたちに喜んで貰えるように明日からの本格的なブランコ作りを頑張ろうと思いました。(樋木真由子)
各車両係より一言
4号車:現地研修が始まって2週間、車窓から様々な景色を見て日本との違いを感じている日々ですが、本日は景色ではなく、運転手さんを観察し得られたことを報告したいと思います。本日の運転手さんはティンさん35歳、身長は160cmの痩せ型、顔はアントニオ猪木似のイケメン運転手さんです。運転特徴としては基本的に中央線よりに走行し3号車と5号車との車間距離を取りながら運転しています。他のドライバーと比べ、クラクションを鳴らす回数が多めではありますが、無理な追い越しはせず、安全運転を心掛けている印象です。運転中は好きな音楽を流しハンドルを叩きながらリズムを取ります。気分が高揚してくると口笛を吹いたり、口ずさむ様子も見られました。そんな運転手のティンさんですが、途中でガソリンスタンドに寄ったため、集団から遅れてしまいました。すると遅れを取り戻そうと速度が上がり、多少運転が荒くなりましたが、集合場所に遅れないよう到着しようと運転するあたりが仕事に対しての真面目さが感じられ、日本人と共通するものを感じました。交通の状況は、日本と違うものの、個人の運転特徴は日本人と類似しており、親近感がわいた一日でした。(柏崎靖弘)
5号車:今日はプノンペンからスワイリエン州へ約4時間の移動でした。これまでのプノンペン市内とは違い舗装された両脇に広大な草景色が広がっていました。その中で一つ気がついたことがありました。それは道路脇の草の中に等間隔に立っている電柱の下から1m程の所とその上で色が違っていたことです。それは雨期になると水があふれて草景色が川景色に変わる為だということでした。次回は是非雨期の川景色を見てみたいと思います。
(守屋滋記)
6号車:プノンペンから遠征先へ向かう途中、中国支援の大きな橋を渡った際、ほうきを手にしているたくさんの学生とすれ違いました。恐らく地域への貢献活動の一環でしょうが、その橋の歩道部分を掃除しながら渡っているようでした。日本の学校でもそのような活動をする話を耳にしますが、カンボジアでも地域を大事に思う精神は共通なのだろうと感じました。(浦野聖)
【短期日程】スケジュール本日短期日程組(泉・向達・橋本・三宅)が無事プノンペンに到着しました! 7:30 成田空港集合 |
本日の報告者より
全日程から14日遅れで、本日短期日程4名も、プノンペンに無事到着しました。日本で読んでいた、全日程の皆さんのレポートからうかがい知るカンボジアの様子について、話したり、思いを馳せたりしながら移動しました。到着した途端、カンボジアの熱気や町の喧騒は、それまでの想像を超えて、耳に目に、肌にと飛び込んできました。自分でその地に立って感じるということはこんなにも違うものかと実地研修に来た意味を改めて実感しました。これからの10日間、全日程の皆さんに比べ、行く場所は限られますが、カンボジア現地にやって来なければ学ぶことのできなかったものを、体いっぱいに吸収したいと思います。(泉絵梨香)
本日のありがとうございました
本日出発の際に、カレッジ6期生の星野さんより差し入れられたお菓子を受け取り、早速いただきました。お心遣いと応援をありがとうございます。