6期カレッジ隊活動レポート
2012年3月8日(木)
スケジュール6:00 朝食 |
本日の報告者より
本日は、現地研修で一番の難関と言ってもいいでしょう…そうです、穴掘りです。JVCで木材を加工し、昨日はブランコを建設するプレイベン州オンサオン小学校へ資材を運びました。ブランコ建設作業が本格的にスタートです。その初日が重要な土台を作る穴掘りです。穴の大きさは60cm、深さも60cm、2基のブランコを建設するためには、12個の穴が必要であり、カレッジ生は現在14名(男性3名、女性11名)なので約1人1個の穴掘りをしなければなりません。
朝7:50から作業を開始しました。土壌は、表面はサラサラとした砂状で10cmくらい掘ると粘土状へ変化していきますが、途中で木の根があり、思うように進みません。慣れない穴掘りに難渋しましたが、男性陣の豪快さと、女性陣の男勝りのパワーと、私たちの一番の協力者は地元住民と子どもたちのパワーです。そして今回引率者の「ファイトー」の掛け声もあり、午前中で掘り終えることが出来ました。カレッジ隊は男性が少ないため、掘りきれるのか本当に不安でしたが、みんなで協力し合うことで掘り終えることが出来ました。
最後に…、穴が深くなっていくとともに、みんなとの友情もさらに深くなった、そんな1日でした。(柏崎 靖弘)
各車両係より一言
4号車:今日は昼過ぎに雨が降ってきたので、男性陣はそのまま作業続行、女性陣は作業に入りたいけれど、残念です。帰りの道では砂ぼこりが全然たたず、遠くの景色まで見ることができました。雨のおかげで植物の緑や土の赤や空の青が冴えていて、日本では見ることのできない景色でした。作業の最後に雨が降ってきて慌ただしかったですが、カンボジアの大自然を垣間見ることができた1日でした。(田中 麻衣子)
5号車:今日は小学校でのブランコ作り初日でした。固い地面を深さは60cm、大きさも60cm。そんな中、穴掘りの場面では現地の男性陣と子どもたちが手伝ってくれました。パワーもさることながら、道具を上手く駆使して手早く作業をこなしている姿を見て、凄いなと感激しました。楽しみながらも、とても辛い穴掘りでした。現地の人たちみたいにどうしたらもっと道具を効率よく使えるかを考え、行動していきます。(池田 佳小里)
6号車:カンボジアでは田舎の方でもバイクがよく走っていますが、プノンペン市内と比べるとヘルメットをつけている人が少ないことに気がつきました。交通法が新しくなり、プノンペン市内では多くの人がヘルメットを装着しています。しかし、田舎の方はまだまだ取り締まりが厳しくないのか、装着している人がとても少なかったです。自分の安全を守るためにも、ヘルメットの装着の習慣が広まってほしいと思いました。(山口 真裕子)
本日のありがとうございました
ヨーロッパ風カレー
関東給食会(日東ベスト)さん、カレーとても美味しかったです。日本の味に舌鼓をしました。
スープとお味噌汁
横浜の森田幸子さん、本日私達はスープをいただきました。カレーとよくあっていました。本当にありがとうございました。皆元気で頑張っております。
【短期日程】スケジュール8:45 ホテル出発 |
本日の報告者より
短期隊活動初日ながら、カンボジアのいろんな顔が垣間見えました。特に心に残ったのは、JHPが支援するカンボジアの中高生76人で結成されたマーチングバンドの練習見学。カンボジアの子どもたちが、日本から贈られた楽器で「さくら」の演奏を披露してくれたことでした。言葉が通じなくても、音楽と笑顔で心が通じた瞬間でした。カンボジアと日本の間でこのような交流が続いてほしいと思いました。(三宅 尚子)
各車両より
7号車: 短期隊車両長からの報告です。今日は、私たちの車の運転手さん(カンボジア人)が、車同士すれ違う道路の真ん中で、車の清掃をしてお金を稼ぐ子どもたちに、さりげなくお金を渡しているのを目撃しました。掃除もしていないのにお金を渡したので不思議に思いましたが、「積善」としてこのような事をするのだそうです。そのことが、子どもたちやカンボジアの将来にとって良いのか悪いのかは分かりませんが、こんな危険な仕事をする子どもがいなくなり、もっとまともな「積善」が、慈善行為として行われるようなカンボジアになってほしいと思いました。 (橋本 佳奈)