6期カレッジ隊活動レポート
2012年2月26日(日)
スケジュール7:00 朝食 【写真】 |
本日の報告者より
今日は、まず朝一番にトゥールスレンに行きましたが、この場所は想像以上に重い場所で、入口に入った途端、鳥肌が立ちました。もともと高校校舎だったのを改良して"粛清"の舞台となった場所で、庭は穏やかな風景である一方、展示されている犠牲者の写真や拷問室を見て、言葉を失ってしまうほどのショックでした。
カンボジアに来て日は浅いですが、その中で出会ったカンボジアの人々は皆
笑顔が印象的な方ばかりだったので、トゥールスレンを支配したポル・ポト派の人々と同じ民族であるということに大きなギャップを感じました。
王宮では、カンボジアの人々にとって守り神のような存在である"ナーガ"という蛇神の存在を知りました。その後で街中を見ると、至る所に"ナーガ"があり、独立記念塔の彫刻も全てナーガであることにも気づけたことが嬉しかったです。
午後にはセントラル・マーケットで買い物をし、自分の力で現地の方とコミュニケーションがとれたことが本当に嬉しく、幸せを感じました。(鮎川 紫乃)
各車両係より一言
1号車:今日は、プノンペンでよく見かける色について報告します。市内でたまに見かけるピンクのカーテンで囲まれた場所では、結婚式が行われていました。カンボジアの人はピンク色が好きなのだそうです。また、市内の建物の色が黄色やオレンジ、水色など色鮮やかですが、これらは、特に決まりがあるのではないそうで、私はカンボジアの人々の美的感覚や、温かい人柄などが影響しているのかなと思いました。青空に映えて、本当にきれいです。そしてJHPカラーのオレンジ。一説にはカンボジア僧侶の衣と関係があるらしいですが…、今度また詳しく聞いてみようと思います。(中込 佑奈)
2号車:日本からカンボジアへ来て4日目になりますが、気づかされることはたくさんあります。マーケットへ行く途中、1人の小さな男の子が、街でゴミを拾いながら歩いているのを見かけました。身なりは貧しそうでした。それを見た欧米人がお金をすこし渡す光景を見ました。私は心が痛みました。大人たちの仕事がちゃんとある世の中になって、このような子どもがなくなればいいなと思いました。(原 麻佑里)
3号車:僧侶たちがバイクタクシーに乗る光景には目が慣れてきましたが、その中に黄色い傘を持っているお坊さんが数人いることに気がつきました。乾期でめったに雨は降らないのになぜ持っているのだろうかと不思議に思っていましたが、街で日傘として使っているお坊さんたちの姿を見つけて、この疑問は解決しました。東南アジア独特の暑さやまぶしさには慣れているはずのカンボジア人ですが、やはりこの時期の日差しは彼らにとっても強烈なものであることを実感しました。(丸山 栞)
本日のありがとうございました
本日の朝食はカレッジ5期生の方々から頂いたお金でカンボジアの伝統料理を食べました。
ありがとうございました!!