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6期カレッジ隊活動レポート

2012年2月27日(月)

スケジュール

5:30 集合
6:00 朝食
7:00 出発
8:00 プラサトスラケオ小学校到着
8:40 運動会開始
11:00 昼食
12:30 移動
13:30 CYKタケオ織物センター見学
14:20 移動
15:20 CYKプノンペン事務所訪問
17:00 ホテル着
18:00 ミーティング
19:00 夕食

【写真】
(上)プラサトスラケオ小学校運動会・円陣
(中)プラサトスラケオ小学校運動会・綱引き
(下)CYKタケオ織物センター





本日の報告者より

 今日は待ちに待った運動会当日、少し緊張した気持ちで出発しました。会場であるプラサトスラケオ小学校に到着すると、校庭に子どもたちが整列して待ちかまえていました。運動会が始まった当初はこわばった表情の子どもたちも、次第に笑顔を増していくのがよくわかりました。競技は玉入れ、綱引き、リレーの三種目で、競技ごとにカレッジ生が競技のデモンストレーションを行いました。運動会というものを全く知らない子どもたちに日本の競技が伝わるかとても心配でしたが、子どもたちは一回で理解をし、わいわい騒ぎながら楽しんでくれました。子どもたちの持っているエネルギー、笑顔の力にとても助けられ癒されました。(池田佳小里)

各車両係より一言

1号車: 今日は地方の小学校で運動会の日。その準備のため早朝にホテルを出発しましたが、時間帯がちょうど通勤時間と重なったようで働く人たちの乗り合いの車をたくさん見ることができました。トラックやリアカーに隙間がないほどびっしりと人が乗っていて驚きました。理事の佐伯蘭子さんに伺ったところ、乗り合いバスに乗っている女性の頭に巻いているバンダナの色が働いている工場によって違うとのこと。働く女性の多さを印象付けるプノンペンの乗り合い車に面白さを感じました。(鮎川紫乃)

2号車:今日は一日電柱を観察していました。カンボジアの電柱は三角形か四角形の形をしています。プノンペン市内の電柱は20〜30本のケーブルが一つの電柱につながっています。郊外に出ると幹線道路にはしっかりとした電柱がありますが、少し外れると直径10〜15cmほどの竹が電柱の代わりとなっています。強い風がふけば折れてしまいそうなくらいです。また、郊外では電話線がありません。未舗装の道では電柱もなくなります。そんな光色を眺めていてふと目に入ったのは、携帯電話です。電気が通っていない家の中で携帯電話を使っているのです。電話線がなく、電気も通っていない地域では携帯電話を購入するだけで解決してしまうのです。カンボジアの人達にとって、携帯電話は生活を豊かにするのに革新的な道具であったことが一日中電柱を観察していてうかがい知ることができました。(柏崎靖弘)

3号車:今日はカンボジアの道路について感じたことを書きます。市内から郊外の小学校までの間で道が良くない所を通りました。揺れや砂埃もひどく長時間の移動はつらいと感じました。基本的にプノンペンの道路の多くはよく舗装されています。道路の舗装は外国や国際NGOなどが行っていますが、その中で日本のODAによって作られた道路があるそうです。今まで日本がODAなどで他国のインフラ整備を行っていることは知っていましたが、それほど重要なことではないと思っていました。しかし、今回実際に悪路を体験したことでインフラ整備の重要性を実感することができました。(山口真裕子)

本日のありがとうございました

 本日ご一緒したSI長野の皆様からお菓子など嬉しい差し入れを頂きました。また、プラサトスラケオ小学校からは初(!)ヤシの実ジュースも頂きました。どちらもとても美味しかったです。ありがとうございました。