4期カレッジ隊活動レポート
2010年3月8日(月)
スケジュール6:00 ホテル出発 朝食 【写真】
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本日の報告者より
本日は朝の移動のバスの中で音レクの練習をし、小学校の練習ではみんなの声がいつにも増して大きく、カレッジ生が贈呈式での本番に向け徐々にテンションが上がってきているのを感じました。また作業はブランコ一基分の立ち上げが終了しました。作業の休憩時間に小学校の高台にある、お寺でお祈りの体験をしました。読経は毎日一回、午前十時半からあり、僧侶がマイクに拡声器をつけ、村の住人に向けたブッダへのお祈りがパーリ語で行われているそうです。お寺には年配の方が30人ほど集まり、小さなテーブル10個ほどにたくさんの食べ物や果物が奇捨されていました。村民たちは急な訪問にもかかわらず、私たちを快く迎えてくれ、僧侶からも果物や飲み物をいただき心温まる時間を過ごすことができました。明日のブランコ完成に向けて子ども達や村人のお役に立てたらとさらに意欲がわいた一日でした。(継田英子)
各車両係より一言
2号車:プノンペン市内では多くのトヨタの高級車、レクサスを見かけて大変驚かされました。カンボジアの一人当たりのGDPは700ドル程度なので、8万ドルもするレクサスを購入できる人はずいぶん金持ちでないと購入できない。一方で、学校の子どもの中にはサンダルも購入できない、裸足の子どももいて貧富の格差がとても大きくその格差の大きさに驚かされました。また警官が検問をしていたため、ドライバーからお金を受け取るので見ていました。この国の警官のような公務員の腐敗のひどい一面を見せられた感じがしました。
(中村隆一)
3号車:道路の横を、並行して送電線が走っています。ほぼ等間隔に数多く電信柱が立っており、7年前に来たときと比較して、その多さに驚きました。電信柱の形は丸いものと四角いものがありましたが、日本にものに比べるとかなり小さく見えました。各建物への引込線も細く感じられ、電力供給量は相変わらず低水準であることがうかがわれ、まだまだ電化の波はカンボジアでは入り口のように感じました。(水谷武司)
4号車:今日は月曜日の為、往路・復路とも通勤の為であろうトラックの荷台にすし詰めの光景を多く見ました。未舗装の砂ぼこりだらけの道を往復するのはさぞ大変な事だろうと思いました。プノンペン郊外では、洗剤の泡が川に直接流されていました。冷房の効いた車の中からではわかりませんが、悪臭がひどいそうです。やはり衛生面の不備の問題だと思います。何よりもまず人々の保健衛生に対する改革意識が必要だと感じました。
(関充子)
レポート係より一言
今日は昼食時には支援者からいただいたカレーをいただきました。久しぶりの日本の味に感激し、午後はさらに気合を入れて頑張ることができました。そしてそのカレーは、今まで旅を供にしてきたドライバーの方にも食べていただくことができ、「Good!!」といいながらおいしそうに食べる姿はどこの国も同じなのだなと感じました。そしてドライバーさんから採りたてのココナツのジュースをいただきました。それは甘酸っぱくて、自然な味がしました。言葉は通じなくとも、それぞれの国の食文化を通しコミュニケーションが取れた一日でした。また、3期カレッジ隊からはスポーツドリンクや味噌汁、インスタントコーヒーの差し入れをいただき、多くの人からの応援を受けていることを実感しました。(内藤亜実)