2014年8月隊活動レポート
2014年8月16日(土)
スケジュール5:30 起床 |
本日の報告者より
本日も朝七時半に集合し、いつものレストランにて朝食をとりました。そして一時間かけロールォ小学校に向かいました。まず前日の夕方に降ったスコールの影響で土管いっぱいに雨水が溜まっていたのでそれを出す作業をしました。土管の位置を調整し、その後、水平出しをしました。そして砂、砂利、セメントを入れてもんじゃ焼きのように中心を空けて水を追加し、コンクリートを作りました。ペンキチームは座いすと角カバー各4つそれぞれにペンキを塗りました。お昼は関東給食会様、ニチレイフーズ様から頂いたカレーをおいしくいただきました。午後の作業はブランコの本組みをしました。天板と主柱、鉄棒を結合させる作業です。途中小雨が降ってきましたが何とかスコールの前に作業を終えることができました。(竹内夕貴)
各車両係より一言
・一号車
カンボジアでよく見かける牛は、タイから輸入している牛で、農耕用の牛と肉牛用の牛がいて、乳牛としては飼育していません。理由は、保管をするための貯蔵庫がないので、保管することができないからです。また、カンボジアでは雨季と乾季が激しいので、牛にはらくだと一緒でコブがあり、そこには水分を蓄えています。日本の牛にはコブがなくても生きていけます。地域によって種類の違う牛が見れるところが新鮮でした。(岩内彩)
・二号車
カンボジアで道を走っていると所々に屋根つきの場所をよく見かけます。日本でお地蔵様が祀られているようなつくりになっていますが、これは道を行く人、旅人のための休憩所だそうです。これは日本や他国が作り始めたものではありません。カンボジアに昔からある習慣なのです。急な雨が降ってきたり、足が疲れたりした時に、貧富や職種のレベルなど関係なく誰でもこの建物を利用することが出来ます。どんなに生活に困っていたとしても、そこに人々が住んでしまうということはあり得ないらしいです。これは昔からあるカンボジア人の互いを思いやる心遣いの一つなのだと気づき心が温かくなりました。私たちには時代が変わっても大切にしなければいけないこと、きちんと正しく学ぶ必要があること、そしてこれからも残していく必要があることなどがたくさんあるのだなと改めて感じました。(作山友芽)
・三号車
今日も手伝ってくれていた子供達がピアスやブレスレットなどのアクセサリーをつけていました。あれらはすべて本物で24金でできています。現在のカンボジアではリエルはあまりに不安定で信用できず、海外のお金であるドルに頼っているほどです。またドルでさえも、貿易次第で変化してしまうので、強い信用を得ていません。そこで親たちは自分たちの遺産として、現金ではなく純金などのものでアクセサリーに変えて子供達に渡しているそうです。これは内戦のためです。私は子供を見るだけで貧富の差が分かってしまうのかと考えてしまい、私たちよりも現金な環境だと思いました。(河澄由希子)
レポート係より一言
昨日の雨が土管いっぱいに溜まっていました。作業をする前に村の方や子ども達と一緒にバケツリレーで水を出しました。みんなで一列に並んでバケツを運んだので、溢れるほどに溜まった水があっという間になくなりました。カンボジアに来て一週間が経ち、初めてだらけの生活の中でも私たちは着実にチームワークを築いています。最後の仕上げに入るにつれて期待に胸が膨らみますが、どの作業も危険がいっぱいです。明日からもひとつひとつの作業を真剣に、ケガなくみんなで立派なブランコを作ります!(山崎千裕)
今日のありがとうございます
関東給食会様、ニチレイフーズ様より頂いたカレーをおいしく頂きました。とてもおいしくて、みんなすぐに完食しました。ありがとうございました。
昨日、山下冨美子様から、魚の缶詰をいただきました。鯖と秋刀魚と鰤をいただきました。お汁までご飯にかけて完食しました。毎回本当にありがとうございます。