2013年3月隊活動レポート
2013年3月18日(月)
スケジュール6:15 起床 |
本日の報告者より
今日はいよいよブランコ解放の日でした。昨日の段階で思った以上に早く出来上がったので、あまり完成の実感がなかったのですが、今日になって子どもたちが楽しそうに使ってくれているのを見て、本当に完成したんだという喜びを感じることが出来ました。JVCのトラックが来る間もずっと子どもたちと大はしゃぎだったのですが、その中で私は受け入れてもらえることの幸せを強く感じました。突然現れた得体の知れない、言葉も話せないオレンジ集団を、生徒、先生関係なく沢山の笑顔で迎えてくれて、手を引いてくれて、話しかけてくれて、今回の活動で与えられたものは本当に大きいと強く感じました。自分なりのボランティアをすることの意義を少し見つけられたような気になりました。
活動日数も残りわずかとなりましたが、これまでの沢山のことに感謝しながら最後まで気を引き締めて頑張りたいと思います。(五十嵐祥平)
各車両係より一言
・一号車(中渓志)
プレアシアヌークから国道4号線を通りプノンペンに帰りました。国道4号線はベトナム戦争の時に、アメリカ軍が港からベトナムに戦車などを運ぶために作られた道路だそうです。そのためか、他の道に比べてデコボコが少なく、しっかりした道路だと感じました。また、車中から、港から大きなコンテナを運んでいるトラックが何台も見られました。現在では物の流通のために重要な道路であることが分かりました。
道中、工場の周りに女性が多く集まっていました。工場は中国のものが多く、働く女性の仕事はほとんどが縫製業だそうです。日本の服の一部もカンボジアで作られているそうです。
様々な国が関わり合いながらカンボジアの人々の暮らしが成り立っているのだなと思いました。
・二号車(宮澤あかね)
プレアシアヌークからプノンペンに帰る途中、油ヤシを見ることができました。近くにあるマレーシアの工場に送るもので、木がとてもきれいに密集して並んでいました。カンボジアのヤシの木と言えば砂糖ヤシとナタデココだと思ったので、とても新鮮でした。
またプノンペンに入ったころに、ゴミ収集車に出会いました。日本のようにゴミ捨て場があるわけではなく、各家の前に捨てられたゴミ袋を子どもたちが投げ入れていました。彼らはゲームのように楽しそうにやっていて、ゴミのような汚いものの処理を笑顔でやっているのは印象的でした。
今日のありがとうございます
プレアシアヌークからプノンペンへの道中、休憩時にトンブンさんから焼きバナナをたくさん頂きました。香ばしくて甘くておいしかったです。治安が良くなっている今だからこそ味わえたもので、大変感謝です!
本日、第二回目の遠征先(プレアシアヌーク)から帰ってまいりました。再び皆様とお会いできて嬉しいです。残り少なくなりましたが、気合を入れてひと頑張り致します。