2013年3月隊活動レポート
2013年3月12日(火)
スケジュール5:30 起床 【写真】 |
[プレイタニョイ小学校の贈呈式](中渓志、杉尾和輝、緒方浩平)
本日、2011年7月に作られたプレイタニョイ小学校の校舎の贈呈式が行われました。この贈呈式は、学校を寄贈された方のご都合により延期されていましたが、今回、その方の出席のもと行われることとなりました。また、代表の挨拶とともに、贈呈品の紹介も行われました。生徒・先生用の筆記用具やごみ箱などの教室の備品、Tシャツなどをご寄贈者様とJHPより贈呈しました。実際に教室で、私たちも子どもたちにノートと鉛筆の配布を行いました。子どもたちの嬉しそうな顔が見られて、私たちも幸せな気持ちになることができました。最後に、校庭にタイ桜の植樹を行いました。この樹の成長とともに、子どもたちがすくすくと育ってくれることを願っています。
本日の報告者より
今日は贈呈式がありました。少しずつ皆で作り上げたブランコに、嬉しそうに乗る子ども達を見たとき、少しだけ泣きそうになりました。ブランコのどの部分を見ても、一つ一つ組み立てた記憶がこみあがって、遂に出来たのだなあと実感しました。またパフォーマンスでは、ソーラン節の振り付けを少し間違えたのですが、今までで一番気持ちよく踊れました。そして、遂に今晩がカレッジ生との最後の夜です。3月隊だけで二基目のブランコを作るのは不安ではあるけれど、逆に三月隊で一致団結してよりよいブランコを作れるように頑張ります。今まで本当にありがとうございました。(宮澤あかね)
各車両係より一言
・一号車(中渓志)
スヴァイリエン州からプノンペンの道中、カンボジアの地方の生活に着目していました。途中、池がいくつかありました。池には蓮を育てているものや、アヒルを飼っているものもありました。蓮は、茎や花や実すべて食べられるそうです。アヒルも食用や売るために育てているそうです。地方に行くほど、農業中心で、自給自足の生活になるようです。
プレイタニョイ小学校がある村も、動物を飼い、作物を育て、自給自足に近い生活をしているように見えます。今日の贈呈式で、村の人達が大勢参加してくれたのを見て、村の人たちの結束が強いように感じました。この村では村人どうしの集会があり、生活も村人同士助け合って行っているそうです。日本の農村と共通するものを感じました。
収入だけを見れば、村人の生活は決して裕福とは言えません。しかし、村の子どもたちの笑顔や楽しそうに遊ぶ姿や、村人が助け合って日々暮らしている様子を想像すると、その生活が悪いものだとは思えません。この村ではこの村の生活が当たり前で、金銭的な裕福さとは関係なく、幸せに暮らせるのだと思いました。
・二号車(椙村奈津子)
今日はスヴァイリエン州からプノンペンまでの長旅だったせいか、みんなほとんど寝ていました。スヴァイリエン州は田舎ではあるけれど、日本の田舎のように空気が澄んでいるわけではないなと感じていました。しかし、バイクで道路がごった返しているプノンペンに戻ってきたときスヴァイリエン州のほうが空気はきれいだし、穏やかな雰囲気だなと感じました。また、田中さんと将来のことについて話に付き合って頂いて、気づいたのですが、人は知らず知らずのうちに家族をはじめとする周囲の環境にとても影響されやすいのだなと改めて思いました。その周囲の環境の一つとしてあげられる友達のいる学校に多くの笑顔が生まれることはすごく大切なことだと思います。ブランコを作って今日本当にたくさんの子ども達の笑顔を見ることができてとっても良かったです。
今日のありがとうございます
本日は、いつも運転をして下さっているドライバーさんに、皆でメッセージを寄せ書きしたクロマーをプレゼントしました。朝早くから夜遅くまで、また待ち時間も長い中、私たちを安全に送り迎えして下さって、本当にありがとうございます。カレッジ隊は本日がプノンペンで過ごす最後の日ですが、3月隊はこれからもお世話になります。どうぞよろしくお願いします。