2013年3月隊活動レポート
2013年3月11日(月)
スケジュール5:30 起床 【写真】 |
本日の報告者より
本日プレイタニョイ小学校でのブランコが完成しました。振り返ってみると、JVCで3日間と小学校4日間の作業を行っていて大規模なものをつくったと感慨深くなりました。午前中の作業後、空いた時間を使ってベトナムとの国境付近まで向かいましたが、バスを降りてから「撮影は禁止」と言われある種の緊張感を覚えました。恥ずかしながら国境付近での写真撮影が禁止であるということを知らなかったのです。昔の日本には藩制度があり関所があって自由に行き来できない境界がありましたが、日本には国境がなく、その種の緊張感を覚えることもありません。改めて考えると、国が違えば政治や経済、言語や宗教が異なり、いわゆる文化や価値観が異なって境目ができるのは当然です。一方で、作業後の子どもたちとの交流のように国が違っても通じるものがあって境目を感じずにすむものもあります。これらの違いが、人が直接関わっているかどうかに影響しているのではないか、と考えながら不思議な気持ちになりました。(杉尾和輝)
各車両係より一言
・一号車(五十嵐 祥平)
本日、無事にブランコが完成いたしました!
午前中に積み込みまで終わらせることが出来たので午後はベトナム国境まで連れて行っていただきました。初めて間近で「国境」を見た私にとってその光景はとても新鮮で、ここを超えたら違う国で、違う人々、違う文化がそこにあると思うと不思議なものでした。周りにはカジノが並んでいて、それまでの殺伐とした風景とは全く違う雰囲気でした。日本以上にこちらの人々は賭けごとが好きな人が多く、子どもでさえ勝負事にはお金を賭けるという話を聞いて驚きました。到着から約10日が経ち、これまでも沢山の日本との違いを見てきましたが「国境」を直接見た後でそれらを考えると国と国の違いというのは本当に興味深いものだなと感じた一日でした。
・三号車(緒方浩平)
本日は、スヴァイリエン州での最後の作業日でした。小学校からの帰りの車では皆疲れて寝てしまうのかなと思っていましたが、皆元気で、歌を歌って楽しく過ごしていました。
午前中で作業は終わったため、午後はベトナムとの国境付近のバベットという町まで行きました。国道を走っていくと、国境に近付くにつれて、ベトナム語の表記のある看板が増えていきました。また、マーケットにはベトナムで良く見かける傘のような帽子を被っている人を見かけました。カンボジアの文化の中に、ベトナムの文化が少し入っていることが興味深く感じました。
さて、ホテルから小学校へ向かう途中、国道から砂利道に入ります。その道沿いの風景は、とてものどかで、どこか懐かしい感じがします。子どもたちが自然と集まって遊んでいたり、村人たちが集まって世間話をしていたり、家のハンモックでお昼寝をしていたりという光景は、今の日本の都会ではなかなか見ることがありません。また、カンボジアでもプノンペン市内では見られなかった光景です。明日もこうした日本にはない風景を楽しみながら、今後の車での移動を楽しんでいきたいと思います。
今日のありがとうございます
お昼にペヤングソース焼きそばとお吸い物を横浜の森田幸子様に頂きました。ペヤング美味しかったです。また、ケースは学校に差し上げましたところ、とても喜ばれました。
インスタントコーヒーを3期カレッジのOBの方にいただきました。
コーラをブランコ立ち上げのお祝いに2006年8月隊の神谷さん、川幡さん、佐藤さん、金田さん、中島さんにいただきました。カレッジOBの鮎川さん、めいちゃん、ご支援ありがとうございました。
小学校の校長先生より、今日も手作りのカンボジアのお菓子を頂きました。ココナッツミルクで作ったお菓子は日本ではなかなか食することはできません。めずらしくて、とてもおいしかったです。