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2013年3月隊活動レポート

2013年3月10日(日)

スケジュール

5:30 起床
6:00 朝食
7:00 小学校へ出発
7:30 小学校に到着
7:40 音楽・ソーラン節の合同練習
8:00 午前の作業開始[支脚固定]
11:30 昼食
12:15 昼寝
13:30 午後の作業開始[ペンキ塗り]
15:00 本日の作業終了
15:15 小学校を出発
15:45 ホテルに到着
18:30 ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝
(レポート係:中渓志、杉尾和輝、緒方浩平、宮澤あかね)

【写真】
(上)(まっすぐあけていますか?)
(中)(共同作業)
(下)(ちょっと一服バカやってます)





本日の報告者より(五十嵐祥平)

 今日でほとんどの作業が終わりました。全員が一つ一つの仕事に慣れてきて、自分から動く様子も多く見られ、みんなの表情からも徐々に達成感が溢れてきています。
 日曜日にもかかわらず毎日見に来てくれている子ども達が沢山います。本当に楽しみに待っていてくれている様子を見ると、まだ完成はしていないのに、本当にやってきて良かった、という気持ちが湧いてきました。
 ブランコの完成も間近です。待ちに待ったカレッジ隊の短期メンバー6人も今日到着しました。一層全体的にパワーアップしたこのメンバーでブランコを完成させられることをとても嬉しくて楽しみです。
 最後まで気を抜かず頑張ります。

各車両係より一言

・2号車(中渓志)
 ホテルから小学校までの道の脇に両手を広げても足りないぐらいの大きな側溝がありました。この側溝は雨季には田んぼに水を引くための水路になるそうです。村の人たちは小作農で生計を立てている人が多いようなので、この水路は村の人たちにとって生命線になるものだと思います。
乾季はほとんど雨が降らないのに、植物が青々と育っているのは、地中に雨季のとき大量に降った雨水がたまっているからです。乾季は水が田んぼに入っただけ田植えを行って作物を育てています。カンボジアでは、日本との気候の違いが、人の生活や植物にも大きな違いをもたらすということが面白いと感じました。
スヴァイリエン州での滞在は残り少ないですが、現地の人たちの生活を少しでも知れるよう、明日からもいろんなところに目を向けていきたいと思います。

・3号車(宮澤あかね)
 今日は車窓から、カンボジアの家の特徴に注目しました。まず、屋根はヤシの葉っぱを乾燥したものを束ねて溜池で泥(灰汁)をつけ乾燥させたものを屋根や壁として使用します。雨季の大量の雨にも負けないのは泥(灰汁)をつけたため防水や暑さを防いでいます。強い屋根はその泥(灰汁)をつけたためです。生活の知恵の一部と思うとすごいです。カンボジア様式の家は100%に近いくらい高床式です。ベトナム様式の家は地面からすぐ壁になっています。また土壁もベトナム様式です。玄関に続く階段は、一度90度に曲がっています。これは魔除けの方法で、悪いものが入りにくくするためだと聞きました。色々な工夫の上で作られているのだな、と感心しました。

今日のありがとうございます

 今日の昼食で、関東給食会様・(株)ニチレイフーズ様よりレトルトカレーを頂きました。とてもおいしかったです。本当にありがとうございました。またプレイタニョイ小学校の校長先生とトンブンさんからパームシュガー(ヤシ砂糖)で作られたお菓子も頂きました。さっぱりしていて珍しくてとても美味しかったです。活動隊のOBの方々からはBlendyの元を頂きました。作業の休息にぴったりで何杯も頂いてしまいました。