2013年3月隊活動レポート
2013年3月13日(水)
スケジュール5:30 起床 |
本日の報告者より
今日は、午前中王宮を訪れました。日本で言う「皇居」の中に入ることができ、とても貴重な体験ができたと思います。そして、午後には遂にカレッジ隊との別れの時が来ました。今まで撮って来た写真を見ていると、ブランコ建設におけるカレッジ隊の存在は、肉体面でも精神面でも私達を支えてくれていたと感じました。明日からは、3月隊、カレッジ隊は別行動となりますが、お互いが今回の活動をより充実したものにできるように頑張っていければ良いなと思います。(高岡正宗)
各車両係より一言
・一号車(五十嵐祥平)
本日は、作業はお休みの日で、小山内代表や今川副代表、カレッジ隊のみなさんのお見送りのため、久しぶりにプノンペンの街に出ました。少しの間離れただけでもプノンペンの街の雰囲気や交通網の激しさ、人々の活気はスヴァイリエンの落ち着いた雰囲気のそれとは真逆で少し圧倒されてしまいました。移動中日本のイオングループの事務所のような建物を見かけ、近々イオンのショッピングモールが建設されていることを知りました。周りを見てみるとプノンペンではいたるところで工事現場や建築現場を見かけられます。街が発展していき、人々の暮らしが豊かになることはとても良いことであると思いますが、それと同時にカンボジアの味が少しずつ減ってしまうのではないかと少し不安になりました。 「外国人」である私の個人的な気持ちとしては、スヴァイリエンのようにカンボジアならではの生活スタイルや文化も大切にしていきたいなと思いました。
・五号車(飯塚友梨)
活動期間をもう半分過ぎ、カンボジアの風景も見慣れてきて、正直に言って車窓を見る目もぼうっとしてきました。私は本来学ぶべきことが、今は吸収できていないのではないかと不安でした。今日スタッフの方々に「慣れてきたからじゃなくて、アンテナを張っていないんだよ」と教えて頂きました。きっとそれは、日本でもずっと欠けていたものと思います。あと残りわずかですが、アンテナを張ってカンボジアをより深く見つめる姿勢を身につけます。また、日本に帰ってからも普段は気付けなかった自分の身近における小さな変化にも気付けるよう努力していきます。
今日のハプニング
夕食の帰り道、車のバッテリーがあがるというハプニングが起きました。するとレストランの人や街の人が一緒に車を押してくれましたが、なかなかバッテリーはおきませんでした。携帯でトンブンさんの友達を呼び、ブースターでつなぎ、復活しました。無事ホテルに帰ることができました。私の出身地の北海道では、車のタイヤが雪に埋もれ立ち往生すると、通りすがりの人が助けてくれます。困っている人がいたら、助けるというのは日本でもカンボジアでも同じなんだなと思いました。
明日14日よりプレアシアヌークへ遠征します。四号線を南へ約4時間。カンボジアで唯一の海の港です。日本の援助でとても美しくなりました。タイのシャム湾へと続いています。遠征のため、今度お会いできるのは19日です。子どもたちのために頑張ってきます。