2012年3月隊活動レポート
2012年3月22日(木)
スケジュール05:00 出発(バスの中で朝食) 【写真】 |
本日の報告者より(柴田琴実)
今日はプレイベン州で行われた音楽コンテストに出場しました。郡予選で勝ち残っただけあって小学生のレベルは高く、練習を積んできたのが伝わってきました。課題曲があるので3、4校目の発表の頃には知らなかった曲でも楽しく聴けました。合奏では「メリーさんの羊」や「トンビ」もあり、親しみやすかったです。私たちの「さんぽ」やソーランは初めて屋内での発表で、皆の声が良く聞こえて元気に歌って踊れました。サプライズで歌った「We Will Rock You」は会場が一つになって盛り上がり、やって本当に良かったと思いました。子どもたちが演奏していたピアニカや太鼓などの楽器は全て、日本で使われていたものをJHPのボランティアが清掃して送ったものであり、コンテストの終わりに「蛍の光」を全体合唱した時、子どもたちがクメール語で歌ってくれたのを聴いて、日本とカンボジアのつながりを強く感じました。会場の外からコンテストを見ている人もたくさんいて、やはり音楽は国境を越えると思いました。「メリーさんの羊」、「トンビ」、「蛍の光」は日本の曲ではないそうです。勉強不足でした。また、「蛍の光」は日本でのタイトルで本当は「別れの曲」というそうです。
各車両係より一言
・ 1号車車両長(宮原拓也)
今日はカンボジアのコーヒーのおすすめの飲み方を紹介します。カンボジアでコーヒー(コンデンスミルク付き)を頼むとコンデンスミルクの層が下にたまっています。まず一回目はそのコンデンスミルクを半分だけコーヒーと混ぜ、飲みます。二回目はそこにジャスミンティーを入れて飲みます。カンボジアではジャスミンティーがとてもポピュラーです。最後にジャスミンティーをなみなみ入れてコンデンスミルクを全部混ぜます。ちなみに私は最後が一番好きです。ぜひ試してみて下さい。
・2号車車両長(中谷紗恵)
贈呈式や音楽コンテストでよく聞く言葉があります。「ロックルー、ニャックルー」です。ずっと気になっていて今日聞いたところ「男の先生、女の先生」のことを指すそうです。
話変わって、農家の家の前の道沿いに稲藁が積まれていることがあります。なんの為なのか気になっていましたが、牛の餌だそうです。積まれ方が工夫されており、高床式になっています。それは牛が下からご飯を食べられる様にするためです。魔女の宅急便で、貨物列車の中で牛が上に積まれた藁を食べているシーンを思い出しました。また道端に餌を置いているのは、雨期に水が餌の所まで来ても、乾いた稲藁を牛が道から食べられる様にする目的です。積まれた稲藁はフカフカした見た目で、飛び込んでみたいと思いました。
・3号車車両長(内山三菜子)
今日はプレイベン州で行われた音楽コンテストに参加しました。プノンペンからプレイベン州への移動で国道を走っていると、見たことのない不思議な標識を目にしました。そんな標識たちを紹介します!(写真4)No.1の雷のような標識は、デンジャラスエリア(危険区域)を表しています。No.2は、国道から小さい道が接続している標識だそうです。No.3は、小学生などが通学等で歩くためスピードを落としてということを表しているそうです。国によって、同じ意味の標識でも全然絵が面白いと思いました!カンボジアの標識の方が日本のよりゲームみたいで可愛いと感じました。