2012年3月隊活動レポート
2012年3月23日(金)
スケジュール06:00 朝食 【写真】 |
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本日の報告者より(中谷紗恵)
今日の午前中はプノンチソーに行きました。山頂までまっすぐ伸びている道は思っているよりも急で過酷でした。この道を作った人は気の遠くなるような作業だったでしょう。プノンチソーの山を下りた所に店がいくつか並んでいるところがあります。そこで生きている鳥の解体を見ました。首から血を抜く所から始まり、その血も料理に使用していました。
次にソピー寺院に行きました。色鮮やかな建物が並び、ここもキリングフィールドです。ここもベトナム戦争の時、大打撃を被ったお寺です。お昼はラーメンかジャージャー麺を食べました。カンボジアに来た当初よりも、みんなの食欲は確実に増しており、女子も大盛りを頼む子が出てきました。元気に完食しています。ホテルに1回戻ったあと、2回目のロシアンマーケットに行きました。初めてロシアンマーケットに来た時はどう値切りをするのか不安でしたが、今ではみんな躊躇無く値切りまくっています。
ブランコの作業を行っていたときは、その事で頭がいっぱいになっていましたが、作業を終え観光をする様になって余裕が出てきたように思います。今日はカンボジア最後の夜なのでみんなで楽しみたいと思います。
各車両係より一言
・ 1号車車両長(水沼志穂)
今日はプノンチソーに行きました。プノンチソーとは小高い丘の上に立つお寺です。前に報告した様に、500段くらいの階段は真っすぐと伸びています。このプノンチソーはとても位の高いお寺で、普通の人は上でのお参りは出来ません。その為に下のお灯明からお参りすると上のお灯明まで見える様に建てられています。今日は目にしませんでしたが休日にはお金を稼ぐ為に、道案内をする子どもがたくさんいます。子どもたちは英語で道案内しますが、学校で英語を勉強しているわけではなく、自分たちで独学で英語を身につけているそうです。私はそれを聞いて、私たちは将来のために英語を勉強していますが、その子どもたちは生活をする為に英語を身につけている事を、痛感しました。
・2号車車両長(長谷川将史)
今日は明日日本へ旅立つので、なるべくカンボジアの風景を目に焼き付けようと思い、車両に乗り込みましたが、やはり寝てしまいました。カンボジアに来てよかったと思います。カンボジアの人たちはシャイだけど車内から笑いかけたり手を振ったりすると笑顔で返してくれます。日本ではあまり経験しないことです。カンボジアは日本に比べて医療や教育など、まだまだ遅れていますが、人と人とのつながりは日本よりはるかにあると思います。
・3号車車両長(福井和美)
プノンペンの町並みには、様々な商店があると共に至る所にたくさんの看板があります。そこには字が読めない人のために、必ず絵や写真が入っています。例えば、車の修理屋さんなら車の絵、レストランなら料理の写真、というように誰にでも、どこがどの店なのかすぐ分かる様になっています。また、どの看板にも一番上にクメール語、そしてその下に英語を表示するように法律で定められています。どんな教育を受けた人でも平等に自分の国で不自由無く生活を営むための工夫をあり、カンボジア人がもつ、人と人とが助け合い同じ様に協力しながら生きていく心を感じました。カンボジアが早朝から活気に満ちあふれている理由の一つも、ここにあると思います。さらにこれらの看板のおかげで、クメール語のわからない観光客も十分にカンボジアを満喫できますよ！！
今日のありがとうございました
ロータスポンドよりおいしいマンゴーをたくさん頂きました。ありがとうございます。
ドリアンを食べたくて、しようがありませんでした。いざ食べてみました。これがフルーツか、摩訶不思議な味です。自分では絶対買って食べないと思います。でも、ありがとうございました。いい経験です。
明日２４日、私たちは長いようで短い活動を終え、日本に帰ります。ご支援を頂きました皆様のおかげで、活動隊２０名は誰一人病気することなく、また怪我する事無く日本に帰国することが出来ます。野口食品様、関東給食会様、日東ベスト様、ニチレイフーズ様、山下冨美子様、㈱井グチ様、森田幸子様、２０１１年3月隊の皆様、その他ご支援を頂きました方々、代表を始めとする東京事務所、またプノンペン事務所の皆様、ありがとうございました。カンボジアが名残惜しいです。また来ます！