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2012年3月隊活動レポート

2012年3月18日(日)

スケジュール

06:00 出発
06:05 朝食
07:40 到着、作業開始
09:35 音レク、ソーラン練習
10:40 作業終了
11:50 きずな橋の下で昼食
12:35 竹で出来たつり橋を渡る
13:30 ゴムの木のプランテーション見学
13:50 ラバーファクトリー見学

【写真】
(上) なかなか上手くいきません
(中) 笑顔笑顔笑顔
(下) 珍しい竹で出来た橋





本日の報告者より(丸山夏美)

 今日は無事、2基目のブランコを完成させることができました。その日その日の目標をしっかりとやり遂げて、余裕をもって終える事が出来ました。ブランコに乗っている子どもたちの笑顔を見て、達成感と3月隊に参加できたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。お昼はメコン川にかかるきずな橋を眺めながら昼食をとり、その後今にも壊れそうな竹の橋を渡りました。その橋はきずな橋とはかけ離れていたものでしたが、手作り感がでていて、地元の人の生活感を感じる事が出来ました。次に、ゴムの木のプランテーションを見に行き、工場では実際にゴムが出来るまでの過程を見学しました。においがとても強烈でしたが、ここにきてまた1つ新たな知識が増えました。今日はカンボジアのトウモロコシを食べました。食感は蒸した餅米のような味でした。様々なカンボジアの文化にふれることができた、とても貴重な1日でした。

各車両係より一言

・ 1号車車両長(佐古あかね)
 今日は、JVCのトラックに工具を積むのが早く終わったので、きずな橋の近くでお昼ご飯を食べました。きずな橋は日本ODAによって2001年に完成しました。この橋の由来は、カンボジア内戦の終了から現在に至るまで、日本が様々な分野でカンボジアの支援を行っていて、日本とカンボジアの友好のシンボルとして、この橋が完成したときに「きずな」の名前がつけられたそうです。きずな橋のほかにも小さな橋に日本の国旗が描かれているものがあり、カンボジアの人たちの生活に、日本のものがとけ込んでいる事に、嬉しく思いました。私たちが作ったブランコもカンボジアの子どもたちの普段の生活の中にとけ込んでいって欲しいなと思います。

・2号車車両長(宮原拓也)
 今日は作業のあと、ゴムの木とラバーファクトリーというゴム生成工場の見学をしました。木を見ていると樹液の固まりを見つけました。触ってみるとすでにゴム独特の感触を感じられました。工場では樹液がゴムになるまでを目の前で見る事ができました。樹液は見た目が白いので普段見ているゴムの色は、加工している過程で樹液本来の色は半透明です。ゴムの木は高温多湿の地域でしか見る事が出来ないのでとても貴重な体験になりました。

・3号車車両長(米山勝平)
  車の中から外を見渡していると、たくさんのフランスパンを積んだバイクを目撃しました。カンボジア人はフランスパンしか食べないのかと思い、気になって聞いてみたところ、カンボジア国全体のパンの85?90%がフランスパンだそうです。残りは菓子パンや、他の種類のもので、主にプノンペンでしか売っていないようです。何故、フランスパンが多いのかというと、昔、フランスの保護区だった時の名残が現在まで続いているからです。些細なものでもこの国の歴史的背景が関連していたりします。残り少ないですが、カンボジアでの生活をより楽しむためにも、これからも、周りをよく観察していこうと思います。ちなみにパンはおやつで、主食はお米です。

今日のありがとうございます

 カンボジアのトウモロコシを頂きました。ありがとうございました。夕食後、プジョーのドライバーさんから、竹に入った赤飯を頂きました。ごはんを食べた後でしたが、入るところが違うのでしょうか。1本食べてしまいました。