2012年3月隊活動レポート
2012年3月16日(金)
スケジュール06:00 出発 【写真】 |
本日の報告者より(内山三菜子)
今日は土管入れ、本組み、一基は立ち上げまで進めることができました。目標だった本組みの作業の次の段階までいけて、スムーズに作業できたと思 います。しかし、これは村の方々や子どもたちが砂を運んでくれたり、水を私たちが作業している所までホースでつないでくれたり、やりやすい様にしてくれたおかげだと思います。この温かい心配りに感謝の気持ちを忘れず、明日からも頑張ります。
各車両係より一言
・ 1号車車両長(名取菜摘)
以前トンブンさんから頂いた竹筒に入ったお米が、バナナの皮に包まれて焼いて売られているのを見ました。バナナの皮の色が黒くなると、ご飯がちょうど食べ頃ですが、竹筒の内側にある白い膜が変色すると、ご飯がまずくなるとカンボジアでは昔から言い伝えられているそうです。日本ではかつて、ご飯を竹の皮で包み皮の色の変化によってご飯が痛んでいるかどうかを見極めていました。現在ではそうした習慣が廃れてきていますが、カンボジアでは、代々受け継がれてきた優れた知恵を今も途絶えることなく伝承され続けているため、その文化の尊さを感じました。
・ 2号車車両長(田中永都)
今日はめったに見る事が出来ないマンゴスチンを途中で見るという、貴重な体験ができました。ありがとうございました。道中、外の景色を見ていると、広いタバコの畑がありました。自分の実家の近くにあったタバコ畑は小学生ぐらいの頃に無くなってしまったので、なつかしかったです。日本同様に、カンボジアでも禁煙が進むとしたらこの畑もいつかは無くなるかもしれません。そうなった時は、その畑で生計を立てている人々が食べていけなくなるなんていう事があってはならないと思いました。
・ 3号車車両長(柴田琴実)
スワイリエン州やコンポンチャム州で見る高床式の家は、とても簡単な造りだと感じます。あるだけの材料で建てているというのもありますが、カンボジアには地震がないため、日本ほど丈夫に作らなくても良いそうです。高床式の家を初めて見た時住むのは怖いと思っていましたが、それは私が日本人だからなのだと気づき、カンボジアと日本の気候が同じではないことを実感できました。
今日のありがとうございました
村人からパームシュガーのジュースを頂きました。とても美味しかったです。ありがとうございました。