2012年3月隊活動レポート
2012年3月15日(木)
スケジュール06:15 朝食 【写真】 |
本日の報告者より(鈴木みさき)
今日は目標であった捨てコンの作業まで終えることが出来ました。学校到着後すぐに穴掘りの作業にとりかかり、1校目の学校と比べて固い土壌でしたが、村人の方々のご協力とご好意で画期的な穴掘りマシーンの登場でスムーズに作業を行う事が出来ました。また、穴堀の作業の際に私たちが余分に出してしまった工具を裏のお母さん方が子どもが怪我をしないようにと元の場所に戻してくださいました。ブランコを作るために使う工具は大変便利ですが扱い方によっては危険なものになります。工具を使用するにあたっての注意点を改めて確認し直したいと思いました。明日も引き続き捨てコンや本組みの作業を行うので正しく工具を使用、保管し安全に作業を進めていきたいと思います。
各車両係より一言
・ 1号車車両長(木村宜恵)
小学校へ行くまでに、きれいなメコン川の景色を目にします。人は昔から川の近くに住み、生活が繁栄していったそうです。この地域にはメコン川があるため作物が育ち、魚も捕ることができます。そのため、人々の生活はプレイベンやスワイリエンよりも裕福です。その一方、洪水があるため、生活の妨げになってしまいます。ODAが橋の建設を行っていますが、それに伴い、川の整備も進んでいけば、よりいっそう人々が豊かに暮らしていけるのではないでしょうか。
・ 2号車車両長(長谷川将史)
今日は遠征二日目で行きは寝てしまったので朝の様子は分からなかったです。帰路はちゃんと起きていました。気づいた事はバイクに乗っている人たちの年齢です。プノンペンではだいたい18歳を超えたくらいの人達がバイクに乗っていましたがコンポンチャム州では小学生くらいの子が乗っていたりもします。めちゃくちゃ童顔なのかなと思いましたがやはりどう見ても小学生なのでカンボジアの子どもたちはすごいなと思いました。そして車両長は助手席に座るのでみんなとあんまり話せず車両長にできればなりたくないと思った帰路でした。
・ 3号車車両長(福井和美)
今日は移動中にメコン川流域ならではの発見をしました。小学校までの道のりの途中に、いくつかの橋を渡りました。その橋の下には、川が流れているわけではありません。橋を架ける理由は、メコン川流域のため、雨期になると水位があがり、辺り一面水没してしまうからです。至る所にある高床式の家の柱には、どこまで水位が上がったか印が付けられています。雨期や洪水がある地域ならではの、その土地に合わせた住民の工夫がなされており、これからも新たな発見をするのが楽しみです。
今日のありがとうございました
画期的な穴掘りマシーンで穴を掘ってくださった村人の皆さん、ありがとうございました。小さい助っ人の皆さん、授業を中止して土運び、穴掘り等ありがとうございました。グリーンバナナ、エッグバナナ、ありがとうございました。日本では見た事も無いジャックフルーツ、おいしかったです。中身の美味しさに比べて、なんと不器量なフルーツでしょう。ありがとうございました。