2012年3月隊活動レポート
2012年3月10日(土)
スケジュール06:00 朝食 【写真】 |
本日の報告者より
今日はいよいよブランコ立ち上げで、個人的にはすごくドキドキしてこの日を迎えました。作業の始めに天板を止める25センチのボルトが足りないというハプニングがあったけど、ボルトを買いに行き、無事に4基とも立ち上げる事が出来て、一安心しました。私は一班のブランコの立ち上げのときの位置の調節を見たのですが、横からブランコが綺麗に4基並んで立っているのを見て、少し感動しました。立ち上げてみるとやっぱり大きくて、これから子ども達がこのブランコで遊んでくれるんだなと思うと、とても嬉しい気持ちになりました。明日はいよいよブランコが完成します。気を引き締めて素敵なブランコ4基が仕上がる様に皆で頑張ります!
各車両係より一言
・ 1号車車両長(遠藤泰祐)
プレイベン州からスワイリエン州への道中からは広大な景色と共に高く真っ直ぐ伸びた木が多数見られます。それは砂糖椰子の木です。樹液を煮詰めることで褐色の砂糖を作る事ができます。コクがあり自然の甘味の砂糖椰子はそのまま食べても美味しく上品な味わいでした。
カンボジアでの生活が12日目を迎えた今日、現地特有で且つ最高の土産を注文する事ができたのを嬉しく思います。
・ 2号車車両長(福井和美)
オンサオン小学校のあるスワイリエン州は、プノンペンでは見る事の出来ない道のりです。馬が荷車を引いて竹を運んでいたり、かごに野菜や果物を入れて売り歩く人、牛を引き連れて田んぼに餌を食べさせに行く子どももいます。そんな心温まる素敵な光景の中で、私が日々感じる事はカンボジアの人と人とのつながりの強さです。道端で物を売っている人々の間には、知らない人同士の垣根が無く、家の回りでは兄弟や友達が楽しそうに遊んでいたり、一緒にお手伝いをしたりと、日本人が忘れかけている大切な心の豊かさを彼らは持っているように感じました。
最近、気になる事は、その道のりにある川や池の水の色が茶色い事です。インフラが整っていない為、土手の土がむき出しになっており、そのまま流れ込んでいるからです。洪水の被害が大きくなる理由の一つもそこにあります。技術者が現地で工事や土壌整備の方法を伝授する必要があると感じました。しかしながら、それぞれの家の回りでは竹や木を駆使しながら柵や囲いを作る工夫を凝らしている点が見られました。まさに、広大な自然との共存をしながら過ごしています。
これから、まだまだ続くカンボジア生活で、この国の素晴らしさや人の温かみに触れていきたいです。
・ 3号車車両長(後藤暁子)
学校へ向かう車窓から、軽トラックの荷台に大勢の女性が立ち乗りしている姿を見かけました。聞くところによると、縫製工場への通勤バスだそうです。偶然にも自分の持ち物にmade in Cambodiaの文字を見つけました。女性の収入が家計を支え、カンボジアらしい光景を見る事が出来たと同時に、彼女達が作ったものがこれから日本や様々な国で利用できるようになれば、この国も少しは発展していくと思います。
今日のありがとうございました
関東給食会(ニチレイフーズ)様、カレーありがとうございました。また、一昨日頂いたカレーとは違った味で、美味しく頂きました。森田幸子様から頂いたスープもカレーとマッチして美味しかったです。ありがとうございました。
今日から合流したカレッジ隊短期日程4名の人たちから、お菓子の差し入れを頂きました。ありがとうございます。