2011年3月隊活動レポート
2011年3月22日(火)
スケジュール6:00 朝食 【写真】 |
車両長報告
1号車:ソピー寺院からの帰りに、蘭子さんから屋台で買ったサトウヤシの実をごちそうになりました。サトウヤシの実は樹液と違って甘さがなく、その代りに水分が豊富でした。マンゴーやパパイヤと同じように、水分が多いのは南国のフルーツの特徴だと思います。(北崎)
2号車:プノンチソーまでの道のりには道路に大きな穴があいている所がありました。以前と比べるとだいぶ道路の舗装も進んできているらしいですが、まだ舗装がなされるまえには穴を埋めることで生計を立てていた子供もいたそうです。(佐野)
3号車:カンボジアの車道は道が高くなっていたり、道路に沿って並木道があったりすることに気付きました。清国さんに伺ったところ、それは雨季の時期に道路が陥没するのを防ぐためだそうです。(太田)
感想
レポート係の國分です。今日はプノンチソーとソピー寺院の見学に行ってきました。
プノンチソーとは、チソー寺のある丘(プノン)という意味でその名の通り、小高い丘の上に寺院が存在し、そこからは広い平原と大きな川を眺めることができます。空気が澄んで、天気の良い時はベトナムまで見えることもあるそうです。本日は流石にベトナムを見ることはできませんでしたが、天候に恵まれすばらしい景色を臨むことができました。また、この寺院はベトナム戦争の際に破壊されてしまいましたが、現在でも地元の人々にとって神聖で位の高いお寺であることに変わりはなく、上まで登れない人のために、一番下のお燈明からの参りしても上のお燈明まで見える寺院した。今は荒れてしまったので、その姿は途中までしか見ることができません。
ソピー寺院には、キーリングフィールドにあったものよりは一回り小さいですが、似たような慰霊碑が立っていました。ジャーナリストの黒田さんがお亡くなりになって、澤田教一さんも同じジャーナリストであっため、黒田さんの御子息と奥様がソピー寺院の修復をなされたところです。
この一ヶ月、ブランコ作りをはじめとして、NGO訪問、マーケット見学、JHPの活動視察など、本当にたくさんの経験をさせていただきました。毎日の食事や車窓から見える景色、全てのものが私たちにとって新鮮でした。あまりにも多くの経験をしたため、大変不謹慎ですが、私はカンボジアにきて初めに行ったキーリングフィールドの悲惨さを忘れかけていたのかもしれません。今日ソピー寺院で慰霊碑を見たことで、そのことを思いだしました。
小山内代表、佐伯理事、清国さんをはじめとしてJHP東京事務所、プノンペン事務所、そして支援者の方々、会員の皆様の支援を頂いて一ヶ月間過ごすことが出来ました。カンボジアの地で経験したことを忘れることなく、周りの人々に伝えていきます。(文責:國分)
今日のありがとうございます
2010年8月隊、OBの中島さんありがとうございます。御苦労さまのケーキを頂きました。カンボジアであんな美味しいケーキが食べれるとは夢にも思いませんでした。レストランにも少しですけど、差し上げました。ドライバーさんは初めて食べるように、美味しく食べてくれました。私たちも本当に美味しく頂きました。