2011年3月隊活動レポート
2011年3月15日(火)
スケジュール6:00 朝食 【写真】 |
車両報告
1号車: プレアシアヌーク県には病院がなく、薬局が多いです。その代り薬局が病院のように診察や点滴、処方箋なども行っています。何故病院がないかというと、医師や教師などはポルポト時代に頭が良いとみなされ、虐殺や強制労働などを強いられ、今でも医師が不足しているからです。また、こちらの薬は日本に比べ作用が強いものが多く、偽物も出回っているそうです。(大西)
2号車: ホテルから作業場に向かう途中使用しているのは国道4号線ですが、カンボジアには国道が11号線まであるそうです。ですが、まだまだ未開発の道が多いので、更に開発が進むことにより、流通が活発化すればカンボジアの発展に繋がるのではないかと思いました。(澤田)
3号車: プレアシアヌーク県に来た時にはプノンペンに比べるとバイクの交通量が少ないと思ったのですが、今日は平日だったせいか、いつもより多く感じました。プカーチュークロアット小学校(芦北ひまわり第一小学校)に植わっている木にタイヤのホイール部分がぶら下げられているのですが、それは当番の子がガンガン叩いて授業の開始を知らせるベル代わりに利用しているようです。(佐野)
薬係の北崎さん、人見さんにインタビューしてみました。
Q.普段どんな仕事をしているのですか?
A.みんなが作業中にトイレを使用できるようにカギの管理やトイレットペーパーの設置です。また、作業中や生活においてけがをした場合に処置するための救急箱を常備することです。(北崎)
Q.一番大変だったことは何ですか?
A.作業場からトイレまでの距離が長いので、トイレットペーパーやごみ袋の設置に行くのが大変でした。そのため、音レクの練習に遅れたり、また、トイレットペーパーの交換、それと最後の始末に気を使っています。(人見)
感想
レポート係の中村です。今日は午前中、風があったのですが、日中になると陽射しが強く、汗だくになりながらブランコの完成のラストスパートに取りかかりました。今日、2011年3月隊二校目となる!!プカーチュークロアット小学校に2基のブランコ(2代目)が無事完成しました〜!!!みんな一校目で作業にも慣れ、段取りも分かっているのでスムーズに作業を終えることが出来ました。小学校の子どもたちも沢山手伝ってくれました。三月隊はこれでブランコ作り終了です。そう思うとなんだか寂しいような・・・気もします。今まで多くの支援者の方々に支えられ、何もない状態から組み立てて、ブランコ作りをさせて頂きました。一校目のプルサット県のトゥールロケアン小学校とプカーチュークロアット小学校に末永く子どもたちに遊んでもらえたら、とても嬉しいです。また、プノンペン事務所の深山さんによると、小学校に遊具があることにより、出席率が上がったり、遅刻率が下がったりするそうなので、少しでも教育促進になれば幸いです。また、なによりブランコ作りを支援して下さった方々、JVCと一校目の作業を共にしたカレッジ隊、ブランコ作りに関わった全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。そして子供たちの笑顔・・・最高です!!JHPのボランティアとして来ていますが、色んな意味で学ぶ機会を頂きました。三月隊も残り一週間となりますが、一日一日を大切に過ごしていきます。(文責:中村、五十嵐)