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2011年3月隊活動レポート

2011年3月16日(水)

スケジュール

6:00 朝食                                                            
7:00 ホテル出発
7:35 小学校到着
8:10 作業開始 
10:00 小学校出発
10:30 昼食
12:30 海水浴
15:00 ホテル到着
18:30 全体ミーティング
19:00 夕食

【写真】
上: 子供が見守る中での積み込み
中:みんな一緒
下:JVCのトラックで





車両報告

1号車: 一号車は蘭子さんに同乗して頂きました。私たちがいつも走行している4号線はアメリカがベトナムに軍事物資を運ぶために作った道路で、基礎がしっかりしているので現在でも大きなトラックが通っても大丈夫です。多くの国の支援によって一つの国が成り立っていると気付かされました。(福田)

2号車:車窓からは欧米人が多く見受けられました。昨日の夜のプレアシアヌークの風景と昼の様子は全く景観が違います。薄暗い街燈、横道には街燈はなく真っ暗です。プノンペンに比べたらゴミが多く捨てられているように思いました。(中村)

3号車: 今日は清国さんに同乗して頂きました。プレアシアヌークは緑に囲まれた自然豊かな印象を受けましたが、今日助手席に座ってみて、木が伐採された一帯や岩が削れている風景を見ました。木は高く売れるため密輸され減少してしまったそうです。岩は私たちが今回作業で使用したグリなどのため削られています。カンボジアはこれからそのような環境問題が出てくるんじゃないかと感じました。(北崎)

今日はプロフィール・レクチャー係の2名にインタビューしました

Q. プロフィール・レクチャー係をして感じたことは何ですか!?

A. プロフィール・レクチャー係のうち、一人は関西に住んでいたので、プロフィールのデザインをどのように構成するかを考えるためにお互い連絡を取り合うのが大変でした。プロフィールの項目に関しては、前回の隊の方からアドバイスを頂きそれをもとに項目を作っていきました。(人見)

Q.大変だったことは何ですか!?

A. レクチャーは、皆にカンボジアにまつわることを説明することが主な仕事内容です。今回のレクチャーでは簡単な挨拶やカンボジアの伝統文化、結婚事情などについてレクチャーを行いました。テーマや進行の流れなどを"分かりやすいように"をモットーに心がけ、準備し説明するのが大変でした。(中村)

感想

 レポート係の大槻です。午前中は小学校へ行きトラックへ工具等の積め込みとブランコの贈呈を行いました。昨日完成したブランコの贈呈では、子どもたちがキラキラした瞳で、今か、今かと乗りたそうな顔をしながら待っている様子が伝わってきました。ブランコに子どもたちを乗せてあげると初めは大丈夫なのかなと不安な様子でしたが、漕いでいくにつれて子どもたちは輝かしい最高の笑顔を私たちに見せてくれました。ブランコを創り上げてきた過程で多くの悩みやつまずきがありましたが、子どもたちの笑顔が今までの苦労や疲れを吹き飛ばしてくれました。このブランコで毎日遊ぶことを楽しみに、学校へ来てくれる子どもたちが増えたら嬉しく感じます。
 午後は、皆が待ちに待った海水浴でした。海へ向かうワゴンの中はいつも以上にテンションが高く、皆ワクワクした様子でした。海では、浮輪に乗って海の上をプカプカ浮いたり、泳いだり、ビーチボールで遊んだりと終始笑顔で過ごしてました。その中でも特に6人1組で乗ったバナナボートは言葉に表せないくらい楽しかったです。乗っている時の水しぶきとさわやかな風と激しい揺れに対して皆心踊っていました。海へ連れて行って頂いた蘭子さんと清国さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございました。
 最後に、明日はプレアシアヌークを出発し、途中に寄る予定のケップは塩田が広がる所だそうです。塩田とはどのようなものなのか気になるため、しっかりとこの目で観察してきます。残り約一週間を悔いなく過ごすためにも体調管理には十分注意しながら、多くのことを学んでいきたいと考えます。
 プカチュークロロアット小学校の校長先生よりうれしい言葉を頂きました。こんな立派なブランコを作ってくれて本当にありがとう。また、子どもたちが楽しく遊ぶ姿を見ることができるとは思いませんでした。本当にどうもありがとうございました。
 トゥールトゥトンの校長先生も挨拶に来てくれました。「ブランコを作ってくれてありがとう。」(文責:大槻)