2010年8月隊活動レポート
2010年8月25日(木)
スケジュール6:00 朝食 【写真】 |
作業内容
今日はJVCで予備ブランコの作成を行いました。8月3日から5日にかけて行った工程をもう一度行うという形でした。午前中は木材にやすりをかけ、ドリルで穴をあけ、防腐剤を塗りました。午後は仮組み、溶接を行いました。溶接はJVCのスタッフの方が手際よく行なってくれ、改めてスタッフの方の技に感心しました。また、私たちのブランコ作りは本当に大勢の方に支えられているのだな、と感じました。(文責:三浦)
インタビュー
本日は社会人3人の内、中岡宣慶さんと福井重子さんにインタビューしました。
まず、山口県出身の宜さんこと中岡さんに今回の活動についてインタビューしました。
Q1.カンボジアを見て感じた事は何ですか?
本を読んだり話を聞いたりしていたよりも深刻という印象を受けました。インフラや生活環境など挙げればきりがないくらい数多くの問題を抱えている事を改めて認識しました。
教育が基本だから、これからのカンボジアを背負っていく子ども達が少しでもきちんとした教育を受けられる環境作りに協力したいと思いました。
Q2.活動隊の参加のきっかけは何ですか?
小山内先生や佐伯理事の熱い想いを聞いて参加しようと思いました。
会員を募るなどして、ぜひJHPのお手伝いができたらなと思いました。
Q3.はっきりと目的意識を持って参加されている宜さん。今後の目標を教えて下さい。
今はまわりの友人達に鍵盤ハーモニカやリコーダーがあれば寄贈して欲しいと呼びかけたり、JHP会員にならないか声をかけています。今年は10人の会員さん作りを目標にしています。
帰国後、撮った写真を見てもらったり、カンボジアでの経験を話して、カンボジアに興味を持ってもらいたいです。
次に福井さんにインタビューを行いました。
Q:なぜ活動隊に参加されたのですか?
福井:今回で2度目の活動隊参加です。今年の6月に還暦を迎え、何か一つ挑戦してみたいと思いました。その時カンボジアのことが頭に浮かび、今の自分に出来ることで少しでもカンボジアに貢献したいと思い、参加することに決めました。また、自分が以前活動隊に参加したことで、まわりの人々がカンボジアに関心を持ってくれるようになりました。そこで初めて、自分の行動がまわりの人に少しではありますが、影響を与えていると気付きました。
Q:活動隊に参加してみての感想をお願いします。
福井:仲間意識であったり、ブランコを作るという一貫した姿勢であったり、ツアーでは経験することのできない貴重な体験をすることができました。毎日充実しています。
Q:福井さんは今回でカンボジアに来るのは4回目とのことですが、初めて来た時と比べ何か変わった点などはありますか?
福井:まだまだ発展段階だとは思いますが、全体的に少しずつ豊かになってきているな、という印象を持ちます。そういった点を確認できたのは、カンボジアに来て良かったなと思える一瞬です。
感想
今日は予備ブランコの作成をしました。作業内容にも書いてあるように、8月の初めにも1度やったことのある作業でした。最初は覚えているか心配でしたが、何度も試行錯誤をしながら3日間かけたブランコの加工も1日で終えることができたのは、初めの頃と比べてみんなが一致団結し、協力し合うことができたからだと思います。
今日のミーティングで、もっと一瞬一瞬を大切にしていかなくてはいけないなと強く思いました。明日はついにオレンジTシャツを着て作業をするのが最後になります。いつも以上に気持ちを引き締めてがんばります。