2010年8月隊活動レポート
2010年8月20日(金)
スケジュール6:00 朝食 【写真】 |
本日の活動報告
今日は予備日で活動内容は少なく休息日としての一日でした。朝食を食べて、JHPのさくら倉庫に行き、トラックで届いた支援物資を倉庫にしまいました。支援物資には鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの楽器類や机や椅子などがたくさんありました。次にJVCに向かい、3校目のブランコを作るための資材や部品の積み込みをしました。9時くらいに今日の活動は終了して、帰りにナンプラー工場を見学しました。ナンプラーと言うのは魚から作る魚醤のことでカンボジアでの食卓にはよく置いてあります。ナンプラーの材料や作る工程を教えてもらいました。説明は全て英語でしたが分かりやすく説明してくれたのでとても面白かったです。帰りにJHP事務所に寄り、ホテルに戻りました。昼食を食べて、午後はセントラルマーケットとロシアンマーケットに買い物に連れて行ってもらいました。今日は隊員一同、遠征で疲れた体をゆっくりと休ませました。
感想
今日は休息日で活動も少なかったので緊張感もなく、ゆったりと過ごしていました。ナンプラー工場はにおいが物凄くて慣れるまではホントに大変でした。ナンプラーはトンレサップ湖で獲れた魚や塩を使って作るそうです。匂いはきつかったけど一口だけナンプラーをもらって味わうと、さっぱりした味でおいしかったです。午後のマーケットではみんなカンボジアでの買い物も慣れてきて、値切り交渉もスムーズにやっていたように思います。今日はお土産として買い物したので大胆に買えてたくさん値引いてもらい、お店の人も喜びました。交渉すると同時にコミュニケーションも取れて個人的にはすごく楽しかったです。明日からは最後のブランコ作り、気を引き締めてがんばります!(文責・大地剛史)
音レク(音楽・レクリエーション)係へインタビュー
音レク係は4名、北見恭子、関根汐里、野澤澪、大関博子です。昨日2校目の贈呈式が終わりました。今回は野澤さんにインタビューをお願いしました。(文責・大関博子)
Q:音レクの練習はどのように進めてきましたか?
A:発表の曲は2曲あって、カンボジアでよく知られている「アラピヤ」と、日本の「しあわせなら手をたたこう」です。「アラピヤ」は、贈呈式に来てくれる村の人と一緒に盛り上がりたいため合奏することにして、「しあわせなら手をたたこう」は、日本語とクメール語両方で歌い、動作もつけて楽しく和やかな感じでできるように、おしりをたたくなどの工夫を蘭子さんからアドバイスを頂き、練習してきました。
Q:贈呈式が終わっての感想をどうぞ。
A:アラピヤの時に、みんなが演奏しながら村の人たちの方に行って、一緒に歌ったり手拍子をしたりして一つになったような気がして、とても嬉しくなりました。蘭子さんがおっしゃっていた通り、おしりをたたくなどの動作をした時にどっと笑いが起きたので、歌っていて楽しかったです。蘭子さんはカンボジアの人々の笑いのつぼを知っていて、さすがだなと思いました。
Q:音レク係をやってどうでしたか?
A:練習中に自然と子ども達が集まってきたり、一緒に作業している時にアラピヤを歌ったりしてくれて、音楽を通じて仲良くなれたし、音楽は国境を越えるとはまさにその通りだ」と思いました。