2010年3月隊活動レポート
2010年3月19日(金)
スケジュール5:00 朝食 【写真】 |
レポート(瀬筒・秦野)
昨日でブランコ作りの作業は全て終了し、今日はコンポンチュナンの小・中学校の音楽コンテスト県予選に活動隊もオブザーバーとして参加させて頂きました。これがカンボジアでの最後の音レクやソーランの発表になると思うと寂しい気持ちになりましたが、いいものにしたいと思うとやる気もでてきました。コンテストでは子供たちがピアニカや歌で「夕焼けこやけ」、「山の音楽家」、「一日の終わり」などのなじみのある曲、そして「アラピア」をはじめとしたカンボジアの曲を演奏していました。カンボジア語で歌われるなじみのある曲を聞いていると不思議な気持ちになりました。私たちの演奏では伴奏の音が全員に聞こえないなどのアクシデントもありましたが、心のこもった発表ができたと思います。終わったあと舞台を降りたら子ども達が「ソーランソーラン」と口ずさんでいたのがとても嬉しかったです。コンテストの最後には子供たちがカンボジア語で、わたしたちが日本語で「ゆうやけこやけ」と「蛍の光」を歌いました。言葉は違うけれど、とても盛り上がっていました。式の終わりに皆で歌ったそのときの思いは同じであるということが、会場の一体感から伝わってきてとても感動しました。また、日本を出国する前にピアニカ清掃をしたときにはこれがカンボジアで使われるんだという実感が全くありませんでしたが、今日のコンテストに参加していた子供たちが、寄附してくださった方の名前の入ったピアニカを使っているのをみて少し胸がつまり感激しました。
プノンペンに戻って昼食をとったあと、午後からは久しぶりの自由時間となり、皆ホテルでゆっくり寝ました。あと四日で終わってしまう3月隊としての生活ですが、1日1日を、そして皆との交流を大切にし、少しでも多くのものを吸収して帰りたいです。(秦野)
今日の一言
今日は音楽コンテストの県大会でした。出場校の生徒が国家の斉唱をし始めた時、皆の真剣な取り組みに鳥肌がたちました。また各学校の演奏を聴き、ゲストの自分たちと同じくらい、否、自分たちよりも上手い………と思い、自分たちの順番が来るまで焦ってしまいました。日本に帰ったら、ピアニカ練習します(阿部)
今日のありがとうございます
コンポンチュナン県音楽コンテスト予選で素敵な演奏を聴かせてくれた小中学生の皆様、感動をありがとうございました!