2008年8月隊活動レポート
2008年8月21日(木)
スケジュール7:25ホテル出発 【写真】 |
本日の感想
ソーラン隊長三人衆のうちの一人、本田雅三と申します。活動隊として出発する前 から日本で少しずつ練習してきたソーラン節、本日のトゥールプルム小学校の贈呈 式で最初のお披露目となりました。一人一人が練習のときよりも腹から声を出し、 本当の漁師じゃないかと思うほどの力強い動きをしていてどれをとっても素敵だっ たと代表やチーム2の人たちが言ってくれました。活動隊の目的はソーラン節を踊る ことではなくブランコを作ることです。ただ、ソーラン節をはじめ、合奏・合唱を現 地の人に見てもらうために練習することで、隊全体に「どこかやってやろう、成功 させて現地の人を感動させてやろう」という一つの団結心のようなものが生まれ、 隊の雰囲気も良くなるし、ブランコ作りへの活力にもつながるんじゃないかと僕は 思います。実際に、今はみんなの達成感は相当なものだと思うし、すでに次の発表 に向けて更にいいものに仕上げようと皆はりきっています。最後のブランコ作りに 向け必ずやいい影響を与えてくれるだろうと思います。
本日の報告者より
今日はトゥールプルム小学校の贈呈式に出席しました。贈呈式は初めてだったので 、校門に入ったときに多くの子供たちと村人に迎えられたのが嬉しくもあり、また 、いざ多くの観客を目にし、この人々の前で金八ソーラン節をやるのかと緊張もし ました。贈呈式は今回ドナーとなってくださった山田養蜂場の社長さんの挨拶、JHP の小山内代表の挨拶、教育省のイム・ソティー長官の挨拶と続き、私達がPeace for the childrenの歌とアラピアの合奏、金八ソーラン節を披露する番となりました。 少し練習不足な部分もありましたが、良い出来だったと思うし、楽しくやることが できました。あともう一回、200棟記念の学校での贈呈式が残っているので、より良 いものを見せられたらいいなと思います。贈呈式のあとは、校長先生のお宅に招か れ、昼食をいただきました。高級だという白身の魚を揚げていただき、料理もとて もおいしかったです。5日間、作業を手伝ってくれた子供たちの顔を覚え、仲良くな った子供たちもいるので、もう会えなくなってしまうのが、少し寂しいですが、こ れからはあの私達の作った赤いブランコでたくさん遊んでほしいなと思います。( 平まり子)
カンボジアの車窓から
トンレサップの川沿いにモスクがあり、カンボジアにもイスラム教徒の人々が存在 することを知りました。現在カンボジアにおけるイスラム教徒と人々は仏教徒の人 々と調和していると言えます。イスラム教と聞くと過激というイメージがあります が、カンボジアのイスラム教徒の人々は穏便だということです。(1号車車両長:渥 美拓也)
今日お昼に食事をいただいた校長先生の家には井戸と水がめがありました。水がめ
の水は主に雨水や近くの井戸から持ってきた水だそうです。家の隅に置いてある水
がめは飲み水として使われます。(2号車車両長:上村健一)
今日はバッタンバンからプノンペンへと約4時間の長い移動でした。車窓から外を見
てみると5号線の右手に線路を見ることが出来ました。この線路はプノンペンからバ
ッタンバンを結び、主に貨物に使われるそうです。しかし、時々しか運行していな
いそうです。また、線路がゆがんでいるため自転車より遅いノロノロ運転だそうで
す。(3号車車両長:田中健章)
カンボジアでは横断歩道を渡るという意識があまりないということを知りました。
はカンボジアから日本に帰ったとき、ここでの感覚のまま路上に出たら、絶対に事
故を起こしそうなので気つけようと思います。(4号車車両長:和田哲人)
レポート係より
今日、私達が合奏したアラピアはイム・ソティ教育省長官にも、また山田養蜂場の社 長にもとても喜んでいただきました。特に現地の子供たちや村人は椅子から立ち上 がり手を叩いて調子をとってくれました。
本日のありがとうございました
トゥールプルム小学校の校長先生、昼食ご馳走様でした。白身の魚とてもおいしか ったです。