2008年8月隊活動レポート
2008年8月22日(金)
スケジュール6:45ホテル出発 【写真】 |
本日の感想
本日は副隊長の上村健一が報告させていただきます。今日は午前中 にJHPもサポートしているCCH(The Center for Children's Happiness)を訪問させていただきました。はじめに自己紹介をした後、CCHの子どもたちと一緒に施設の大掃 除をしたり、交流したりしました。子どもたちはとても人なつっこく、本当に楽し い時間を過ごすことができました。私は大学で社会保障法について勉強しています 。今回の訪問で、「発展途上国において子どもたちの権利がどのようになっているのか」について疑問を持ったので、日本に帰ってからぜひ調べてみたいと思います 。今までにしたことがない今日のような経験ができて、とてもよかったです。午後はJVCに行って荷物の積み下ろしをして、再度、三校目の学校のブランコ作りに向けて、トラックに積み込みする作業を行いました。この作業は三回目だったので、役割分担をしっかりすることで、順調に進めることができた結果、作業をとても早く 終えることができ、みんなのチームワークがより一層高まってきていると改めて感 じました。この調子で三校目に向けて、みんなで力を合わせて、ブランコをつくり あげていきたいです。
本日の報告者より
今日はCCHに行きました。CCHの子どもの数は、男子が26人、女子が27人です。CCHに到着し、車を降りると子どもたちがすぐに寄ってきて、手を握ってくれました。子どもたちの人なつっこさに驚き、また、僕達を歓迎してくれて、とても嬉しかったです。子どもたちと一緒に施設の清掃をし、汗を流した後は、CCHの子どもたちによるダンスを見ました。手足の動きがとてもしなやかで、上手でした。そして、金八ソーラン、カラオケ、昼食のカレーをCCHのみんなと一緒に食べたりするなど、終始、 子どもたちが僕たちのそばにいてくれて、とても楽しかったです。最後に、CCHの子どもたちによるお礼のあいさつの時、代表の男の子が「自分をゴミ山から拾ってくれて、自分たちの人生を変えてくれて、ありがとう」と言っていました。僕は、その言葉を聞きつつ、子どもたちの笑顔を見ると、涙が出そうになりました。(土屋友規)
カンボジアの車窓から
移動中、カンボジアの看板の話になりました。バッタンバンやスワイリエンなど、遠征先では政治関係の看板が目立ち、プノンペンでは商品広告や店の看板がよく見られます。商品広告の中でも、IT関連の広告には英語のみのものがあり、現地の人たちを対象としてはいないことが分かりました。(1号車
車両長:小峯あきえ)
CCHに行く途中、料金所を通りました。あの土地一帯を政府が民間の企業にリースし
て、その会社が土地の開発・整備などをしたので、道路を傷めてしまうワゴンやトラックなどに限って、道路の整備費として通行料2000リエルを徴収しているそうで
す。ただし、その地域に住む人は、証明書のようなものをもっていて、通行料はい
らないそうです。(2号車車両長:平まり子)
今日はバッタンバンから帰ってきて5日ぶりのプノンペンでした。やはり人と車の数
が全然違います。バッタンバンの田園風景と、のどかな村の様子がとても恋しいで
す。車内でバイクにミラーがついていないことが話題になり、私も注意深く見てみたら確かにミラーのついていないバイクが多かったです。カンボジアでは最近にな
ってやっと道路交通法が改正され、今まで規制されていなかったミラーをバイクにつけることやヘルメットをかぶるという内容が盛り込まれたそうです。ただ、まだ
改定されたばかりなので皆まだ守ることができていないようです。早くカンボジア
の交通が安全になるといいなーと思っています。(3号車車両長:大塚乃理子)
今日、ガソリンスタンドのガソリンの値段を見て、カンボジアに着た日の値段より
200リエル安い、5400リエルになっているのに気づきました。カンボジアで活動をしていると世界の情勢を知る機会はそれほど多くないのですが、石油価格の上昇が止
まっているんだろうな、ということがガソリンスタンドの価格表を通して予想できてよかったです。(4号車車両長:杉山晃平)
本日のありがとうございました
みんなで一緒に踊った金八ソーランはとても気持ちが良かったです。本当に楽しい 時間を過ごすことができました。昼食にカレーを子どもたちと一緒に食べました。 蘭子さん、ありがとうございました。大鍋で煮込まれたカレーは、本当においしかったです。ちなみに200杯分のカレーを作りました。カレー粉を提供してくださったのはドナーの野口食品さんです。ありがとうございました。