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2007年8月隊活動レポート

2007年8月27日(月)

スケジュール

06:00 朝食

07:00 ホテルを出発

07:10 JVCへ

08:00 クバルチュロイ桜小学校・桜倉庫へ

08:20 到着・ブランコメンテナンス・倉庫への積み下ろし作業開始

10:00 蘭子さん・中山さん・隊長・副隊長・A班班長・B班班長・C班班長胴上げ

10:15 出発・ダムコー小学校へ
10:20 出発・魚醤工場見学へ
10:40 出発・ゴミ山へ
11:10 出発・昼食(チャイナヌードルにて)
12:25 出発・ホテルへ

13:00 ロータスボンドへ
13:30 セントラルマーケットへ
14:40 ロシアンマーケットへ
16:40 ホテル到着

18:30 全体ミーティング

19:20 夕食(コリアン料理にて)

23:00 就寝

【写真】
(上) 一ヶ月間お世話になった工具です。来年3月まで静かにおやすみください。
(中) 数日後に配布するはずの江東区の支援物資を見つけました。とても嬉しいです!
(下) 魚醤!No,1は全て手作り!

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本日の感想

レポート係 藤野 友貴

本日でオレンジTシャツで作業をするのも最終日を迎えました。今日は、私たちの作業の原点ともなった桜倉庫に、作業で使った工具を積み下ろしに行きました。私たちが前の活動隊の方々から受け継いだように、私たちも次の活動隊の人たちが使いやすいようにとしっかり整理を行いました。

桜倉庫までの様子ですが、桜倉庫は私たちが宿泊しているプノンペンにあるシャンゼリゼホテルから車で約20分。トンレサップ川沿いを少々走り、日本がカンボジアに作った「日本橋」という橋を渡ります。そして橋を渡り終え、川沿いを走るとグバルチュロイ桜小学校の隣りに桜倉庫があります。桜倉庫の周りはバナナなどの果実がたくさんあり、まるで南国を思わせるかのようなところです。

倉庫の中には寄付をしていただき、日本から届いたピアノやリコーダー、鍵盤ハーモニカなどの楽器や自転車などがありました。そこに私たちが約1ヶ月使った工具箱やバケツ、スコップなどの工具をしまい、昨日私たちが作業した予備ブランコの木材をしまいました。

無事、作業が終了し、倉庫の前で集合写真を撮りました。集合写真のポジション争いはいつも通り争奪戦でしたが(笑)みんな最高の笑顔で撮れたと思います。最後にこの1ヶ月、怒るときはしっかり怒るけど、とっても愛のある蘭子さん、見た目はクールだけどユーモアのあるJHP事務所の中さん、そして、私たちの先頭をきってくれた、隊長、副隊長、各班の班長にお疲れ様の意味を込めて胴上げが行われました。この時、2007年8月隊のカンボジアでの作業は終了したことを実感しました。そして、思わず涙が出そうにもなりました。しかし、作業は終了しましたが、まだあと1日!みんなで過ごす時間が残されているので、別れのときまで涙は見せない!!日本に無事全員揃って明日帰国します!!

レポート係 藤林 優美

今日で残り2日。明日は主にパッキングのため、実際には今日がカンボジアを満喫できる最終日となります。今日はJHPの原点でもあるクバルチュロイ桜小学校に訪れました。そこで、それぞれブランコのメンテナンスの班と工具の積み下ろしの班に分かれました。私はメンテナンスをしたのですが、クバルチュロイ桜小学校はブランコが3基ありました。そのブランコ全てに、グリスを塗ってサビ防止をした後、色褪せてしまったところをまたペンキで塗り直しました。

ペンキを塗りながら、これでもう作業することはないんだと思うとすごく名残惜しい気持ちになりました。私たちの隊で建てたブランコではないけれど、今まで続いてきたJHPの歴史やこれからも続いていくであろうJHPの将来を感じることが出来ました。同時に、今まで長い道のりを往復してくれたドライバーさんや様々な差し入れをしてくださった代表、日本でいろいろサポートしてくれたスタッフの皆さんなどいろいろな面から援護してくれた沢山の人たちの支えを忘れてはいけないなと思いました。

それから時間の合間を縫って、魚醤工場とゴミ山を見れたことはとても有意義だったと思います。特にゴミ山での光景は衝撃を受けました。高く積まれたゴミの上に家があったり、子ども達が遊んだりしているのを見て、本当の貧困は外部を寄せ付けない深刻さがあると思いました。だからこそ、安易に「誰かを助けたい」とか言っていけないと思いました。カンボジア生活残り2日でこのような体験が出来て非常に実りある1日だったと思います。

今日の一言

今日で全ての作業を終了し、明日日本へ帰ります。車窓からの景色を見ながら、カンボジアでの1ヶ月間を思い出しました。楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、さまざまな感情が頭の中を駆け巡りました。カンボジアで人の温かさに触れ、感謝する気持ちを学びました。小山内代表や佐伯さんをはじめ、JHP事務局の方々、毎日作業場まで車を運転してくれたドライバーの方々、ホテルのスタッフの方々、日本から快く送り出してくれた両親や友達、そして、24名の隊員みんなの支えがあったからこそカンボジアでブランコを立てることができたと思います。日本へ帰国しても、この思いを絶対に忘れません。そして、もっと多くの人に、自分の思いを伝えたいです。このレポートを書きながら強く感じました。ありがとう、みんな。ありがとう、カンボジア。(渡部 岳紘)

今日の決め台詞

「どうして?・・」BY代表

今日のありがとうございます

○小山内代表・・・夕食には思いがけないコリアン料理(石焼ビビンバ・ちぢみ)とても美味しかったです!!
○蘭子さん・・・・昨日に引き続き、今日もラーメンを食べに連れていっていただきありがとうございました。とても美味しかったです!(海鮮ラーメン・水餃子)