2007年8月隊活動レポート
2007年8月28日(火)〜29日(水)
スケジュール06:00 朝食 07:00 ホテルフロントにて一日のスケジュール発表 11:30 ホテルにて昼食 13:00 最後のミーティング 15:15 ミーティング終了 荷物をフロントへ運ぶ 15:35 小山内代表、蘭子さん、大平さんとホテルにてお別れ 15:50 空港へ向けてホテル出発 09:20 空港内レストランにて休憩 各自、順次解散 |
本日の感想
レポート係 工藤麻
今日は、最後のレポートを書きます。2007年8月隊のメンバーと4週間共に過ごし、6つのブランコを立ち上げ、感動を分かち合い沢山話をして貴重な時間を共有した仲間とカンボジアを離れる日が来ました。一人一人皆尊敬する所があり、とても多くの刺激を受けた4週間でした。リーダーシップをとるのが得意な人、縁の下の力持ち、場を盛り上げるのが得意な人、聞き上手な人、色々な個性のメンバーが集まり持ち味を出し合って、一つのまとまった隊が出来上がっている事を感じました。誰一人が欠けてもうまくいかなかったと思います。皆に会えて本当に良かったです。
レポート係 篠崎ゆり
最初は様々なフィールドを持つ学生や社会人と1カ月間、共同生活をするのは、楽しみでもあったが少し不安でした。しかし、カンボジアに行くとそのような不安はなくなり、いつの間にかメンバーは私にとってなくてはならない存在となっていました。この共同生活でメンバーから学ぶ事は多く、1ヶ月間様々な刺激を受けました。また、自分自身について学べたことも多かったです。この2007年8月隊のメンバーと活動できて、本当によかったです。これからも、この絆を大切にしていきたいです。
カンボジアでは、開発援助におけるNGOの姿を実際に目にする事ができ、とても勉強になりました。カンボジアの方々は援助を受けているからといって、決して貧しく思っていないことも分かりました。また、カンボジア国内でも都心と郊外の地域での生活水準の格差など様々なことを目にする事ができ、少なからず実情を学べたと思います。これからも、このカンボジアでの経験を活かして自分には何が出来るのか考えていきたいです。
最後に、私たちが何事もなく安全にカンボジアで活動できたのも、理事会、東京事務所、プノンペン事務所の方や支援者の方などの多くの方々に支えられていたからです。ありがとうございました。
レポート係 加藤絵里子
今日でレポートを書くのが最後になりました。私は渡航前に過去の隊の先輩たちのレポート報告を拝見して、自分も離れて日本にいる人達にカンボジアでの状況を自分の文で伝えたいと思い、レポート係を担当させてもらいました。しかし、やってみると大変で、最初の頃は画像を入れるのに時間がかかり、夜の2時過ぎまでかかったり、文章の下手さにラン子さんから活をいれてもらったりと、凹むことも多かったです。レポート担当日は眠さとの戦いでした。
自分の文章が日本で読んでくれている方たちにちゃんと伝わっているのか、皆の様子を伝えきれているのか…など、不安も多かったです。だけど、この係をやってよかったと思うことは、それ以上にあります。二人制でレポート係が集まってのちょっとした話しをすることや、皆の文章を読んで、自分も頑張ろうという刺激をもらっていました。また、レポート係で何より嬉しかったことは、やり遂げることによって得る達成感と感動です。毎日遅くまでかかって仕上げたことにより、すごく充実したものになったと思います。
ラン子さんを初め、あけ、アンディー、麻、優美、ゆきちゃん、りかこさん、ゆりりんありがとう!そして、レポートを読んでくださった方、07年8月隊オークンチュラン!!(ありがとうございます)
レポート係 藤林優美
8月29日を以って07年8月隊の全日程を終了しました。みなさまざまな思いを抱いて帰国したと思いますが、個人的にはカンボジアで多くのことを学び、同時にカンボジアに多くのものを置いてきた1ヶ月でした。それはこのレポートを読んでいる人も想像できると思いますが、友情とか感謝の気持とかそういうこともだし、逆に辛さや悔しさや歯がゆさもたくさん経験しました。今、半分カンボジアから持ち帰って、半分カンボジアに置いてきたつもりで日本の地を踏んでいます。また「見て聞いて感じる」ためにカンボジアに戻ってこようと思っています。
今日の一言
隊長 佐藤仁志
隊長の佐藤仁志です。このレポートを帰りの便で書いています。僕の席から周りを見渡すと隊員達は、何かにとりつかれる様に寝ています。この隊員達の寝顔を見るのも今日が最後だと思うと今まで共に活動していた時間がとても愛しく感じられます。この一ヶ月、怒ったり、泣いたり、笑ったり・・・日本では抑え込んでしまうような小さな感情まで仲間である隊員達は素直に表に出し互いの感情を共有してきました。これからも隊員一人一人の心からあふれ出てくる感情を表に出し共有し今よりも太い団結の輪を作り上げていきたいです。
今回、このような大変貴重な経験ができたのもご支援してくださった多くの方々のおかげです。本当にありがとうございました。