南三陸町活動レポート
災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
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*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。
2012年8月6日(月)
活動者:46次隊 活動報告 昨日に引き続き、今日も漁業支援活を行いました。牡蠣養殖の種付けの為の仕掛け作りです。男性陣は、帆立の貝殻に一枚一枚手作業で穴を開け、女性陣はその穴の開いた貝殻を72枚ずつ、長い針金に通す作業を行いました。これは、昨日行った作業の第一段階となるものです。これを海に沈めることによって、牡蠣の稚貝が帆立貝の貝殻に付着するしくみです。一つ一つが手作業となる地道な作業でしたが、その中で少しずつコツを掴みながら、段々とスピードアップして作業を進める事が出来ました。作業をしながら、漁師さん達の巧みな知恵に改めて感心すると同時に、数十年かけて築かれてきた漁業の沢山の土台が失われてしまった大きさと深刻さを痛感しました。今日私達が作業をした場所も、震災前は牡蠣の加工場でしたが、津波によって全てが流されてしまいました。漁師さんのお話によると、袖浜でとれる牡蠣は他の地域の牡蠣に比べて、とても価値があり特別なものだそうです。牡蠣の養殖は昨年の6月に再開され、これまでに多くのボランティアや漁協によって支援されている一方でまだまだ手の届かない面も山積みとなっているのも現状です。これから一歩一歩、袖浜漁業が復活していく事を願います。 写真: |