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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2011年5月25日(水)

5月25日レポート

活動者  5/26まで:影山
第12次隊 5/29まで:清国

■南三陸町災害ボランティアセンター(2名)
○派遣者担当
受付&フリー:影山、清国

○スケジュール
8:30 全体ミーティング
8:45 受付開始
16:00 受付終了
17:15 ミーティング

○感想:
 三日連続で晴天の南三陸町です。昼間は風も穏やかで半袖で過ごせます。しかしここは東北地方。朝夕はかなり冷え込む毎日です。
 今日は仕事終わりに港の様子を見てきました。
防波堤の上から見る穏やかな海は、夕陽が当たりキラキラと輝き、空にはカモメが優雅に飛んでいて、とてもきれいで気持ちよい風の海です。しかし振り返ると写真のように2m以上もあるコンクリートの巨大な堤防は破壊され真っ二つに折れ、一部は海の中に崩れ落ちていました。また防波堤に上るステンレスの手すりはグニャグニャに折れ曲がっていました。手で押しても足で蹴ってみてもびくともしない手すりが飴のように同じ方向に折れ曲がっていました。
 ポスターで見るような綺麗な海と津波に破壊された現実の世界。どちらも今の南三陸町です。いつの日か防波堤から見る綺麗な海を満喫出来る時が来る事を祈っています。

 また、本日、衆議院議員の辻元清美内閣総理大臣補佐官がボランティアセンターにいらっしゃいました。阪神淡路大震災の時に一緒に協力をして支援活動を行ったJHPがボランティアセンターの運営に関わっている事を知ると非常に喜んでくれました。

報告者:清国

写真@破壊された防波堤
写真A港の階段