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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2011年5月12日(木)

■災害ボランティアセンター運営メンバー(計3名)

○活動者:第10次隊 5/17まで:鳥居、犬飼
           5/22まで:平松(夕方合流)

○派遣者担当
受付:犬飼
地域支援:鳥居
報告者:鳥居

○スケジュール
8:10 全体ミーティング
8:50 受付開始
16:20 受付終了
16:30 ミーティング

 より皆さんの深い声を聞きたいと、地域支援班の活動内容を改革し、本日より私のみ歌津中学校にどっぷり常駐することになりました。運転免許がないので、近畿ブロック社協の方に送り迎えしていただくというVIPぶり。日中の活動には歌津中学校の自転車を貸していただきました。ところが、高台だから坂ばかり。ひーこらいいながらのぼっています。そして、いままでは避難所をメインに回っていたので他は言ったことがないことを話すと、校長先生が車で歌津地区をくるりと回ってくださいました。名足小学校の時計は津波のあった時間でとまっているとの事。生徒はみんな保育園まで避難したため無事だったのですが、子供たちがどんなに怖かったろうと思うと胸が締め付けられそうでした。それから、歌津崎(それ以上先に行けない突端のため通称「尾崎」)まで連れて行ってくださいました。人家もなく緑ゆたかな場所にひっそりと鳥居があり、30p下まであった津波の爪痕の中に、神様が守られていました。ここに神社をたてた先人の想いが神様を守ったんだと感じ、手を合わせながら、どうか未来のこの町もみまもってくださいと願いました。
 車の運転ができなくて申し訳ないと常々思っていたのですが、ないからこそ、人に頼って助けられ、縁を生みたくさんお話しできたことをうれしく思います。このご恩に報いるためにも、あの時計を動かして、未来に向かって明日も頑張ります!

@レンタル愛車
A名足小学校の時計
B歌津崎の鳥居