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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2011年5月10日(火)

■災害ボランティアセンター運営メンバー(計3名)

○活動者:第6次隊 長期滞在:影山
     第10次隊 5/15まで:鳥居、犬飼

○派遣者担当
受付:影山、犬飼
地域支援:鳥居

○スケジュール
8:15 全体ミーティング
8:45 受付開始
16:20 受付終了
16:30 ミーティング

○活動報告
 地域支援班として歌津地区を中心に毎日みなさんのもとへ行きます。これまでのチームがそれぞれに工夫した地図を片手に。ところがこれが分かりづらい。もちろんそれは当然で、あるはずのところに海岸線はなく、震災前の地図の道はない。通り抜けられると思ったら行き止まり。何代か前のチームが書いてくれた、もしかしたらその後のチームが書き足した、海岸線も道も避難所も手書きの地図を私は「伊能忠敬図」と呼び、一番頼りにしています。目印は「緑のバケツ」「カラオケの旗」「流された看板」だったりします。ペアで回っている社協の方と、「もしあの緑のバケツが風で飛んだら釘で打って直しましょう」と笑いながら半分真面目に話しています。
 そうそう、今この町は、タンポポ、水仙、桜、・・・と、花であふれています。今日訪れた町で小さな男の子に「お姉ちゃんありがとう」と(おばさんじゃありません!!)タンポポをもらいました!嬉しくて名札に飾りました。水と土から離れたタンポポは町を回ってベイサイドアリーナに戻るころにはすっかりしおれてしまいましたが、心に春を運び、ずっと咲き続けています。たとえバケツが飛んでも、看板が片付けられていても、笑顔を目印に明日も会いに行くよ!

写真@緑のバケツ
写真AB咲き誇る花
写真Cタンポポの花

(報告者:鳥居)