南三陸町活動レポート
災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。
2011年5月8日(日)
■災害ボランティアセンター運営メンバー(計10名)
○活動者:第6次隊 長期滞在:影山
第9次隊 5/8まで:平松、田中、井口、鹿島、下平、増島、渋谷
第10次隊 5/15まで:鳥居、犬飼
○派遣者担当
受付・マッチング:渋谷(11時まで)、平松(16時まで)、影山、犬飼
地域支援:田中、井口、鹿島(3名は11時まで)、鳥居
思い出探し隊:下平、増島(2名は11時まで)
○スケジュール
8:15 全体ミーティング
8:30 継続受付開始
16:30 受付終了
16:40 ミーティング
○報告
昨日から再び南三陸町に帰ってまいりました。「帰ってきた」という気持ちになるのはなぜでしょうか。街は舗装されたところもあり、目印にしていた看板が取り除かれていたり、引っかかっていた浮玉が無くなっていたり、町は確実に変化していました。
前回の4月2日〜11日には受付をさせていただきました。私の知る常連ボランティアさんはほとんどいらっしゃらなかったけど、なんと2名も継続していた方がいて、お互いに嬉しくなって抱き合い感動の再会をしました。関西(ボランティアさん)と関東(私)が東北で再会です。
さて、今回は地域支援班を担当させていただくことになりました。前回は住民の方より、ボランティアさんと話をし、そこから町の様子を想像していたのですが、実際に町を走り、道を覚え、住民の方々とお話させていただくようになり、これまで頭の中にだけ存在していた地名がようやく3次元化したように思います。
ほとんどの場所から海が見え、きっと震災前と同じように美しく青く輝いていました。この波がたくさんの命をさらったことを思うと、恐ろしくそして悲しく、胸が締め付けられます。でも、今日お話させて頂いた方が「日本屈指の漁協を誇る海であることに今も誇りを持っている。」とおっしゃっていました。海はあまりにも大きく、私の手は小さくて掬いあげる砂も水もあまりに少なく、そして指の隙間からこぼれおちていくけれど、ここで生きていくためのお手伝いをするために私は今、ここに帰ってきたのだと思います。
本日で7名が帰京し、大所帯から3名になりました。ゴールデンウイークを乗り切ってくれた9次隊のみなさん、ありがとうございます!さびしい食卓(コンロ)を囲みながら、みなさんのバトンを握りしめ「精鋭部隊」と呼んでもらえるように頑張ります!
(報告者:鳥居)
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