2011年8月隊活動レポート
2011年9月3日(土)
活動者第28次隊 9/5まで 犬飼 南三陸町災害ボランティアセンター運営(2名)受付&他業務担当:清国、犬飼 ボランティア作業:(7名)移動日:佐伯、鳥居、篠原、堀越、川幡、坂、福井 スケジュール7:00 朝食 |
1日の感想
昨日同様、台風の影響により南三陸町でのボランティア活動が中止となりました。本日は気仙沼、陸前高田に被災状況と復興の様子を視に訪問することにしました。
気仙沼の市内から漁港に行くに連れ、津波の影響を目の当たりしました。ガソリンスタンドの人達から、津波により自分も首までつかり、店舗も完全に破壊された話を聞きました。市内地の中心部は、通常に営業している所もありますが、津波の爪跡を所々垣間見ることになりました。漁港周辺は、まだまだ瓦礫がそのままの状態で残され、水産関係の倉庫等が破壊されている状態でした。その中で、漁港が再開され、少しずつ復興の兆しを感じとることができました。
陸前高田に近づくにつれ、平地になった所に2階以上積み重ねられた瓦礫の山がいくつもありました。流木、家の残骸、コンクリート、衣類などの燃える物、燃えない物等に分別されていました。橋が流され土台のみが残った状態の隣に、新しい橋がかけられ、麓には、トン袋の土嚢の山が詰まれていました。壊滅的な被害を受けた所、見渡す限り土台といくつかの鉄筋の建物の残骸のみでした。地盤沈下や高潮、台風の影響により、所々大きな水たまりが残されていました。今まで普通に生活していた所が一瞬にして破壊され、この光景を目の当たりし、なんともいえない気持ちとせつなさを感じました。
それぞれの被災地を訪れ、改めて津波の恐ろしさや被害状況をみて、地域により復興状況は異なっていますが、まだまだこれからだと改めて感じました。自分のできることは、限られてしまいますが、継続して応援していきたいと思います。まずは、明日からのボランティアを精一杯がんばります。
できることからこつこつと、共にがんばっぺ。ボランティアにきて、休日を2日頂いたのはありがたいことですが、何をしていいかわからない2日間でした。まさに、丘にあがったかっぱです。
今日の「ありがとうございます」
佐伯さんよりエクレア・東ティモールのコーヒーもいただきました。とても香りが良く、癒されました。ありがとうございます。(文責:堀越)