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2009年8月隊活動レポート

2009年8月19日(水)

スケジュール

6:30 出発
6:35〜7:05 朝食
8:30 メーサン小学校到着
9:10 メーサン小学校出発
10:00 ワットモンコルカラーム小学校到着・作業開始
11:45 作業終了・昼食休憩
13:00 ワットモンコルカラーム小学校出発
14:00 マーケット・自由時間
18:30 ミーティング

【写真】
(上)砂糖ヤシの木。カンボジアのシンボルです!!
(中)メーサン小学校のブランコ
(下)梅干しをパクリッ





今日の報告者より

 本日の報告者を担当させて頂く海老沢直美です。本日は朝食後、メーサン小学校を見学し、(紀香学校とイオンファンタジー学校)記念写真を撮りました。ココナッツジュースを地元の方が差し入れしてくださり、みんなで美味しく頂きました。
 ワットモンコルカラーム小学校に到着後、ブランコの最終作業とJVCへの荷物の積み込みをみんなで手分けして行ったおかげで早く本日の作業を終えることが出来ました。個人的には今回のブランコは自分の班が中心となって作業したブランコなので、1校目とは違った感動を覚えました。ブランコ完成後、みんな満面の笑みで記念写真を撮ることができました。その後小山内代表が一人一人に梅干を口に入れてくれました(JHP儀式です)梅干しがとても美味しく、日本食が恋しくなりました。
 清國さんと一緒にブランコを作るのが今日で最後だったのでとても寂しく感じました。 でも3校目は蘭子さんと木村さんと一緒にまた素敵なブランコをつくるように頑張りたいと思います。
  私事ですが、昨日小山内代表からお聞きしたのですが、日本で今地震が多発しているようで、私の故郷茨城でも、大きな地震があったようです。身近な人が元気でいるかとても心配です。カンボジアの生活にも慣れて最初は苦手だったご飯も今ではもりもり食べています。この活動に参加する際、日本を離れたことのない私のことを、家族や周りの人はとても心配していたのですが、私は元気でやっています。日本に帰った際、私の成長振りに期待していて下さい(^v^)!!!
 残り少なくなってきたカンボジア生活ですが、1日1日を大切にし、精一杯がんばっていきたいと思います。

今日の車窓から

 本日1号車の車両長を務めさせて頂きました中川明日香です。今日の移動は、直線道路が多く、周囲は木々や畑に囲まれていて、私の故郷、北海道を思い出さずにはいられませんでした。また、道路脇で何度か鶏の親子を見かけました。ヒヨコは皆黄色だと思っていましたが、ここのヒヨコは黒色でした。そのかわいさから嬉しい気持ちになりました。

 本日2号車の車両長を務めさせて頂きました徳田知美です。レポートの中でも何度か触れられていますが、スワイリエンは田園地帯です。今日は、稲が植えられているにも関わらず、水が張られている田んぼと、そうでない田んぼと稲穂が出ている田んぼがあることに気づきました。今年は雨季でも雨が少ないという話を聞いたのですが、水不足の影響が地域の農作業に出ているのだなぁと感じました。

 本日3号車の車両長を務めさせて頂きました横谷純実です。3号車には、昨日本隊に合流された東京事務所の木村さんと、蘭子さんが乗車して下さいました。車内では主に、木村さんとメンバーが交流し、奥さんとの馴れ初めのお話で盛り上がりました!!また、道行く人々に手を振ると、快く手を振り返してくれるのを見ると、カンボジアの人々は本当に心が温かいのだなぁと改めて思います。

 4号車の車両長の服部将太です。本日は4号車には清國さんとローカルスタッフのサコーンさんとパリーさんが乗車されました。車内では質問タイムができ会話が弾んでいました。とてもにぎやかでした。周りを見て、笑いが絶えない事は素敵なことです。その環境を創って頂いた方々、仲間、支えて下さっている方々、たくさんの人に日々感謝です。明日で最後になる清國さん、4号車でたくさんの貴重なお話をいただきました。8月隊を通して毎日得るものがあったし、これからもたくさん得ていきます。明日も楽しくがんばります。

レポート係より

レポート係の根岸明広です。今日はブランコ作りについて考える出来事がありました。 午前中はメーサン小学校に訪問し、日本のドナーさんの支援でJHPが建てた校舎とブランコの見学を行いました。そこに、僕達の先輩である2008年8月隊が作ったブランコがあり、僕達も実際に乗ることが出来ました。カンボジアの青い空の下でブランコに乗ってみると非常に気持ちよく、子どもの頃を思い出しみんなで楽しみました。ブランコのイスのところを注意して見てみると擦り切れている部分があり、子どもたちが使ってくれていることを想像でき、感動しました。午後はワットモンコルカラーム小学校にて、座イス取り付けの最終作業を行い、二校目のブランコが完成しました。完成と同時に作業を手伝ってくれた地域の子どもたちがブランコに近づき乗りたがる光景がありました。カンボジアの学校には子どもたちが遊ぶ遊具が設置されていません。自分達の手で行っていることが子どもの喜びになっていることを実感し、自分に出来ることを続けることの重要性を感じた一日でした。
  ちなみに、完成したブランコは出来たばかりでペンキがついてしまうということで今日は子どもが乗ることは出来ませんでした。明日の贈呈式終了後、自分達が乗ってそして子どもにつないでいきます。喜んでいる姿を見ることができると思うと非常に楽しみです。

  チュゥムリアップスオ〜!!根岸明広さんからバトンをもらいまして、中川明日香がレポートさせていただきます。今日はカンボジアに来て感じたことについて書かせていただきます。
  私は今までずっと実家で暮らしてきたため、こんなにも長い間、家族のそばを離れたことはありませんでした(お恥ずかしいことですが、食事・洗濯など家事全般をいまだに母親に頼っていました)。そして食事は"食べたいときに食べたいものを食べる"といった感じで言葉の通りわがまま放題でした。
  しかし、この8月隊の活動中は"洗濯は基本的に手洗い""食事は決まった時間に、出されたものを食べる"という生活です。最初の1週間は今までの私生活との差にたくさん驚き、戸惑いました。そして、この活動の内容全てを理解し、覚悟して日本を離れたはずなのに、1日1日の生活に満足できていない自分がいる、という現実が嫌になったりもしました。しかし、今では現地での生活にもなれ、洗濯なども要領良くこなせるようになりました。本当に、日本での生活を反省しています(これでちなみにお嫁に行けそうです)。
  そして!!炎天下の作業で辛いとき、周りを見渡すと同じように険しい表情で頑張っている仲間がここにはいます!!この仲間の存在が今の私にとってどれだけ大きいことか・・・言葉では表しきれません。仲間と活動できるのも残すところあと10日ほどです。もっと意見を交わして、刺激し合い、互いを高めあえたら良いな、と思う今日この頃です。
  つい、長々と書いてしまいましたー。レポートは、その日その日の活動を振り返れられるだけではなく、隊全体や自分自身の成長を振り返られる場でもあります。これからもこの場を大切にしていきたいと思います☆

本日のありがとうございます

 活動の合間に、活艫Oチ様からの差し入れの梅干をいただきました。メンバーが一列に並び、代表に一粒ずつ口に入れていただくという貴重な体験をしました!!ご馳走さまでした。