7期カレッジ隊活動レポート
2013年3月11日(月)
スケジュール6:00 朝食 |
本日の報告者より
ついに手作りブランコが完成しました。汗と筋肉痛とそしてカンボジアの子どもたちへの熱い思いがいっぱい詰まった赤いブランコです。炎天下の中、7日間、ドリルの穴あけ、溶接、コンクリート練など、人生初の多くの体験をして、みんなで力を合わせて出来上がったブランコ。みんなで頑張りました!明日、ブランコで初めて遊ぶ小学生のたちの姿を見るのが楽しみです。(石川ひとみ)
各車両係より一言
・2号車
3月11日、今日で東日本大震災から2年経ち、カンボジアで黙とう。カンボジアではほとんど地震がなく、地震で建物や寺院党が壊れることがありません。その代り、巨大な木の根が発達したスポアン、別名榕樹によって、寺院が破壊されることがあります。そのほかに、同じアンコール遺跡群のひとつで巨大な樹木によって破壊され荒廃してしまったベンメリア遺跡という所を教えていただきました。この遺跡はシェムリアップから離れた郊外にあり、調べてみると、天空の城ラピュタのモデルとなった一説もあるそうです。今回の現地研修では行くことができませんが、次にカンボジアを訪れる際には是非行ってみたいと思いました。
・ 4号車
5日目になりました。朝の陽光を感じながら、田畑の中を車で走り過ぎます。道を散歩している牛や水牛、にわとりなど。でこぼこ道は人と動物が共有している光景です。今は乾季で砂ぼこり汚れていますが、雨季には田植えが始まると水牛が活躍します。水路は水が流れ、美しい風景を描いています。乾季に植物が生育しているのはカンボジアでは、一回に降る雨の量が多く地下で潤っているとのことです。ヤシの木の樹液はパームシュガー、幹の部分は建材として用いられ葉の部分は屋根に使われるそうです。この田園風景も明日、シェムリアップへ移動すると見られなくなり愛おしさが増してきました。(菅野信子)
・5号車
スワイリエンスヴァイリエン5日目にして、それまで不思議に思っていた、どの家の敷地にもある小さな家の正体が分りました。それは金色の祠でこの中に神がいてカンボジアの人々は毎日、線香を供えています。祠は、住家の玄関の方向を向けて人々を見守っているそうです。プノンペンでは、祠を外には建てず家の中に置くとのことでした。また、祠には金色や青などの派手で豪華なものがある一方で、線香の台だけの所もあるらしく祠からその家の経済状況が見えてくるように思いました。自然の緑に囲まれた金色に光る祠は人々が祠をそれだけ大切に思っていることが伝わりました。(徳間千翔子)
今日のありがとうございます
・ペヤング焼きそば 森田幸子様より
・コカコーラ 活動隊OBのみなさんより
ありがとうございました。