7期カレッジ隊活動レポート
2013年2月24日(日)
スケジュール7:30 成田空港に集合 【写真】 |
報告者より
遂にこの日が来ました。カンボジア現地研修出発の日。70回に亘る国内講義の締め括りです。各自思い思いの目的をもって、この日を待ち望んでいたことと思います。これにて国際ボランティア・カレッジ7期の修了という事実に少しの寂しさを抱きつつ。
全日程での参加者は事務局から3名、カレッジ生が11名です。早朝にも関わらず、全員が遅刻することなく成田空港に集まりました。利用したベトナム空港のカウンターは既に長蛇の列。学生も多いが社会人も多く、欧米と比較してリーズナブルな東南アジア人気を感じました。
9時半の便で出発し、5時間後ホーチミン着。2時間の待ち時間を経て、40分のフライトの後にカンボジア王国首都、プノンペンに到着しました。日本との時差は2時間。道中は滞りなく、JHPの資材運びもチームワークでスムーズに終えました。
現地は曇っているものの、気温はおよそ30℃。何もしていなくても汗がにじんでくる温度ですが、何故か不快ではありません。度々目に入る南国風の植物や独特の形状の寺院など、たくさんのオブジェクトが異国に来たという気分を盛り上げてくれるからかもしれません。
これまで講義に出てくるカンボジアというのは、凄惨な過去に焦点が置かれているケースが多く、またそういうイメージも強かったのですが、今、プノンペンの街を一見しただけではそれらは感じられませんでした。車やバイクが走り、道の両脇には様々な商店が並んでいます。三連休の中日で、街ゆく人の数は少ないと聞きましたが、それでも驚くほどの人の流れがありました。
今日から3週間、都市部からカントリーサイド、観光名所を回る中で、多種多様のプログラムを組んで頂いております。きっと表面上からは決して読み取れないような、多くの学びや気づきがあるでしょう。自ら立てた目的を忘れず、一周りでも成長して帰国の途に就けるよう、ひとつひとつの時間を大切にしていこうと思っています。(吉田 恭平)