4期カレッジ隊活動レポート
2010年3月2日(火)
スケジュール6:00 朝食 |
本日の報告者より
今日は1日JVC(日本国際ボランティアセンター)で、ブランコ作りの下準備をしました。サンダー(電動やすり)や電動ドリルなど日本で使ったことのなかった電動機具で作業し、緊張しました。作業中に、電動ドリルが壊れたり、防腐剤を塗っている途中でゴム手袋が溶けてしまうなど、ハプニングもいろいろ見ましたが、熱中症になる人も出ず、皆楽しく大工仕事ができたのではないかと思います。一日中作業していたため、カンボジアにいることを忘れてしまうほどでした。(坂本菜穂子)
各車両係より一言
1号車: JVCへ行く際に通称日本橋と呼ばれるチュロイ・チャンバー橋を通りました。この橋はトンレサップ川にかかる全長約700mの橋で、1994年に日本のODAの援助で再建されました。車、バイク、歩行者と3つの道が作られていて、バイクや車の多いカンボジアの道路事情に則している道路であると思いました。
(上村健一)
2号車: プノンペンの道路上には、乗用車、オートバイ等があふれているが、貨物トラックが大変少ないことに気づきました。日本で見慣れた宅配便やチェーンストアの配送トラックも当然見ませんでしたが、物流のほとんどが二輪車で行われていることにはびっくりしました。セメント袋より大きな袋を4、5個スクーターの座席に載せ、自分は立ったまま運転、背中で荷物を押さえてラッシュをかいくぐる姿はプノンペンでは日常的な風景になっています。(伊藤和夫)
レポート係より一言
今日より本格的にブランコ作りが始まりました。今日から3日間はJVC職業訓練校の自動車整備工場の敷地を借りての下準備作業です。全員で気合の円陣からスタート。午前中は木材のやすりがけやチェーンの接続作業などを行いました。疲れを見せながらも皆真剣に作業に没頭していました。JVCの食堂のおいしい食事の後の昼休みには、皆日陰で汗をかきながらも爆睡していた様子です。私も、アリに噛まれ、ハエにたかられという状況でした。午後は、木材に穴を開けるための電動ドリルがオーバーヒートして壊れるというアクシデントもありましたが、木材に防腐剤を塗り、初日の目標まで作業を進めることができました。隊長、副隊長陣の強烈なリーダーシップの下、カレッジ隊はそれぞれがやれることを自ら探し、率先して動いています。これまでに訪問した学校では、ブランコが校庭にあるだけで、子どもが学校に来たがるということで、JHPの支援にとても感謝しているという話も聞きました。子どもたちがブランコを使って遊ぶ姿を想像しながら、一つ一つの作業を丁寧に着実に進めていきたいと思います。(加藤伸治)