3期カレッジ隊活動レポート
2009年 3月 15日(日)
スケジュール 5:30 アンコールワットサンライズ見学(希望者のみ) 【写真】 |
本日の感想
アンコールワットへ朝日を見に行きました。多くの観光客とともに遺跡の中央に向かって歩きました。雲が多く、朝日を拝めるか少し心配でしたが、天候良く、遺跡の上から真っ赤な太陽が姿を現しました。アンコールワット全体が神秘的な雰囲気に包まれ、一瞬静けさが広がっていました。日本で見る朝日と比べて、空気が乾燥しているせいか、光が目を突き抜けるような強いもので、とてもきれいでした。このアンコールワットの太陽と同じ景色を、昔の人たちも見ていたと思うと、彼らのこの遺跡に対する深い思いを少しでも理解できるように感じました。
午前は車で一時間かけてバンテアイ・スレイに行きました。アンコール王朝11世紀初期のヒンドゥー寺院です。壁面の繊細な美しい彫刻で有名です。ラーマヤーナ物語の部分が彫刻されています。他の遺跡と違い、女神の衛兵が微笑をもって迎えてくれる、かわいさ・優しさがありました。東洋の女神と言われる彫刻(デバター)をフランスの作家アンドレ・マルローが盗んだそうです。その後裁判で返還されました。次に、タケ・ウ遺跡に行きました。稜線が美しく彫刻はあまりありません。
午後、オールドマーケットでは値段交渉をしながら沢山買い物をすることができました。多くの観光客も訪れており、店員さんとの駆け引きは、今川先生から教えていただいた、カタコトのクメール語を駆使しながらも、楽しかったです。(有田・杉田・根本・長井)
本日の車輌長より
今日は、カンボジア現地研修最終日。早朝から、アンコールワットへ朝日を見に行きました。アンコールワット後方から、顔を出すオレンジ色に光る太陽は、とてもまぶしく美しく、カンボジアの方が、“誇り”ということがまたさらに実感しました。カンボジアに来て、23日間という長いようで本当に短かった研修でした。沢山のNGO団体や施設等を見学させていただき、カンボジアには沢山の支援をしている団体があることを知り、驚きました。
今後カンボジアが、どう発展していくのかさらに知りたくなりました。そして、私自身も沢山の方々と出逢い話しを伺って、知らないことが沢山あったので、とても勉強になる毎日でした。帰国してから、もっと詳しくNGO活動等を詳しく知りたいと思いました。
そして、この研修を共にしたカレッジの仲間は何よりの宝です。様々な苦難を共に過ごし、助け合い、感動できて本当に出会えてよかったです。
そしてこのような機会を作ってくださった、小山内代表、今川先生、松本先生、JHPのスタッフのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(林さゆり)
今日のありがとうございます
JHPを創設し、国際ボランティア・カレッジを開講して下さった小山内美江子代表。この研修旅行で、最高の経験と仲間を与えてくれた、カンボジアにありがとうございます!!