3期カレッジ隊活動レポート
2009年 3月 12日(木)
スケジュール 6:30 ビクトリアホテル出発 【写真】 |
本日の感想
本日から小山内代表・佐伯理事・大平さん・3月隊と別行動となりました。私は後半からの参加でしたので、参加した時からいた3月隊がいないことがとても不思議な感覚で、寂しい気持ちになりました。日本での報告会で再会できることを楽しみに、お互いの健闘を祈りました。
贈呈式では、小学校の校舎・ブランコ・学用品の贈呈が行われました。ドナーさんである歌うサニーホールの6名方々が直接足を運び参列して下さいました。前日にお会いした際には「頑張って下さい。有難うございます。」という温かいお言葉をかけて下さりとても嬉しく思いました。私たちはアラピア・森のくまさん・ソ−ラン節を披露しました。皆緊張した面持ちでしたが、楽しんで無事終了できたことを嬉しく思います。
また、小山内代表から小学校の生徒さんへ「きちんと学ぶだけでなく、ボランティア精神を引き継ぎ世界へ羽ばたいてほしい」とのお言葉がありました。その言葉をお聞きして私たちのこの活動が次へと続くことを初めて意識することができ、とても勉強になりました。(根本晴美)
本日の車輌長より
今日の午前中小学校にて盛大な贈呈式が行われました。そこでは数多くの学用品が用意され、私たちはそれらを生徒一人一人に手渡しをする役も務めました。生徒たちの中には、これまでのブランコ作りの作業の中で、お互いちょっかいを出しあったり、一緒に作業をしたりした子供たちも何人かいましたが、実際に贈呈品を渡すときには、これまでふざけた顔しか知らなかった子供たちが、真っ直ぐこっちを見て「オークン」(ありがとう)と手を合わせてくれたことがとても印象的でした。
バッタンバンを出発し、シェムリアップに向かう車窓からは、近づくにつれ大きな建物やバイクに乗るオシャレな若者が増え、電線がしっかり通っているのが見えました。
また、地平線の先に建物や山等が何も見えないところがあったのがとても感動しました。(1号車 杉田真央)
今日は贈呈式に向かう車中で、今川先生にカンボジアの僧侶についてのお話しを伺いました。カンボジアでは今日のような式典は必ず僧侶が出席するそうです。日本では主に葬式や法事などを取り仕切るのが仕事のように思いますが、カンボジアにはそうした役割をする方が別に居るそうです。しかし、式典にいるのは最初だけで、もらうものをもらったら帰ってしまう方もいるようです。実際、今日の式典でも帰った方もいらしゃる姿をみて面白かったです。
それから、シエムリアップに向かう途中の道路に車線が引かれていたのが印象的でした。これまでバッタンバンで私たちが活動していた小学校にいくまでの道は、道なき道といったところだったので、きれいな道路に驚きました。それを見て、今川先生もカンボジアで一番きれいな道路ではないかとおっしゃっていました。
しかし、途中からは、建設中の道になり、私たちの車のすれすれの所を大型のトラックが通りぬけ、進むのが困難になってきました。やはり、インフラが整わないことにはスムーズな交通を実現することは難しいと感じました。カンボジアの地でこうした建設中の道路を見れたことは貴重なことだと思いました。(2号車 鹿島楓)
車窓から見た風景で気づいたことがいくつかありました。バッタンバンからシエムリアップに近づくにつれて、田園風景から遊牧風景に変わっていき、道路を行き交う人々の数も増していきました。服装も、クロマー(腰や頭に巻く布のようなもの)や上半身裸の人々から、ズボンやTシャツをきちんと着ている人々が多いように感じました。
また、4時間余り真っ直ぐの信号一つない道を走っていたので、シエムリアップにある信号をみて、その存在をすっかり忘れていることに気づきました。(3号車 根本晴美)
今日のありがとうございます
朝早くから夜遅くまで、長い道のりを安全運転で走って下さった3名のドライバーさん。途中、パンクをするというハプニングもありましたが素早い対応をしてくださいました。本当にありがとうございました。