2014年8月隊活動レポート
2014年8月22日(金)
スケジュール6:00 出発 |
本日の報告者より
今日は普段の出発時刻よりも1時間早く出発し、アンコールオン小学校へと向かいました。アンコールオン小学校はスワイリエンの奥地にあるため、車とフェリーとボートを利用して移動時間はおよそ3時間ほどかかりました。メコン河をフェリーで通過し、スワイリエンの街中を通り過ぎてベトナム国境のすぐ近くにまで行き、そこからさらにボートで移動して9時30分に行われる贈呈式にのぞみました。贈呈式では前回のボンバイ小学校と同じように郡長や教育局長たちの話があり、私たちは贈呈品の紹介、それから幸せなら手をたたこう、アラピヤ、ソーラン節を披露しました。昼食は鶏肉料理や河魚など、現地の人からかなり豪華なご馳走をいただきました。午後はまた3時間かけてプノンペンへ移動をして、JHPの事務所に行って支援物資の仕分け作業を行いました。多くの方から頂いたカレーや肉じゃが、おでん、ぺヤング、缶詰等々は、プノンペン事務所にお土産です。また、プノンペン事務所の人全員と会えるのは今日が最後ということで、皆でJHPの門の前で記念写真を撮りました。カンボジアにいるのは実質的には残り2日となりました。気を抜かずトラブルや事故がないようにします。(河澄由希子)
各車両係より一言
・一号車
贈呈式に向かう途中ボートに乗ったとき水上生活をしている人を見ました。あれはすべてベトナムの人です。水上は税金がかからず移動も出来るので便利だなと思いました。日本でも昔、水上生活をしていた時代がありましたが今では法律で禁止されていてできないそうです。水上生活者はテレビを通してしか見たことがなかったので、今日実際に見ることができ嬉しかったです。(関口ゆりか)
・二号車
スワイリエンに向かう途中フェリーに乗船しました。フェリーから見えた景色の左手に建設中の橋が見えました。その橋は、日本のODAで建設されている橋でカンボジアで一番大きい橋になるそうです。ここで、感じたことがこの橋が完成したときに今日乗ったフェリーの利用率が減少し利益がなくなるのではないかと思いました。ODAは今までいいことだけに目がいっていましたが、今回フェリーで物乞いをする人、物売りをする人、フェリーを運営する会社のことを考えると橋は架からないほうがいいような気がします。援助する周りの人の支援と理解が必要だと感じました。ODAで支援することによってその地域の経済発展、さらには幸福度、笑顔が増えていけるように思いました。ボランティアをする私たちがその国を理解し、ボランティア精神を伝えることが重要です。残りわずかな日程となりましたがこの国の平和、発展を願いながら行動していきたいです。(金城尚義)
各レポート係より一言
今日はアンコールオン小学校に行きました。アンコールオン小学校は外務省の草の根無償資金協力です。草の根無償資金協力というのは、日本の人々がお国の運営のために搬出する税金の中から、友好国を応援するための資金です。小学校に行くのに、車のままフェリーに乗ったり、ボートに乗ったりしました。水が入ってきたり、すごく揺れたり、こんなに怖かったボートは初めてでした。真っ茶色のメコン川にはゴミがいっぱいで絶対に落ちたくないと思いました。しかし向こう岸のベトナムを近くで感じることが出来、水上生活をするひとや、舟を住まいとする人など、教科書でしか見たことのないものを見る貴重な体験をしました。残り2日となってしまいましたが、もっともっと貪欲にいろんなことを見て、学んで帰ります。(山崎千裕)
本日のありがとうございます
日本大使館の和田様よりシュークリームを頂きました。カンボジアに来てシュークリームはこんなにおいしかったのかと再認識しました。