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2014年8月隊活動レポート

2014年8月21日(木)

スケジュール

7:00 出発
7:30 朝食
7:45 トイレ休憩
8:30 カンボジアトラスト到着
9:30 カンボジアトラスト出発
10:30 高田晴行さん慰霊碑見学
11:00 ホテル到着
12:00 昼食
13:00 CCH
16:30 ホテル到着
18:00 ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝
(レポート係:河澄由希子、佐々木一義、竹内夕貴、山崎千裕)

【写真】
(上)義足がいっぱい!
(中)CCHでもソーラン披露!
(下)いっぱい遊びました!





本日の報告者より

今日は7時に出発して同じ店で朝食を食べて、8時10分に出発する前に清国さんにメッセージを書いたTシャツをプレゼントしました。午前中はCSPO(カンボジアトラスト)に研修にいきました。CSPOは義肢義足の提供とその技師の養成を行っているNGO団体で本部がイギリスにあります。義肢義足が完成するまでの作業の説明、研究生の寮、患者の診察室を見学、説明していただきました。義肢装具士を目指す学生さんたちがここで3年間勉強をします。生徒の出身地は1998年からカンボジアだけでなく、他の国もあります。義肢義足はすべてが寄贈ですが、大切に使ってもらうために値段を書いております。国籍や言語の異なる人々が一緒に人を助けるために勉強して協力していることに感動しました。そのあと、カンボジア文民警察官として任務中に殉職した高田晴行さんの慰霊碑に参拝しました。月に1度は大使館の人が掃除をしに来ているそうです。高田さんが皆のために亡くなったのは尊敬しています。昼食はおいしいカンボジアカレーをいただきました。午後の訪問はCCH(The Center for Children's Happiness「幸せのための子どもの家」)という、JHPが設立した児童養護施設を訪問しました。2002年に16名の子どもから現在では90名ほどの子どもたちがいます。子供達からアプサラを披露してもらいました。お礼に私たちはソーランを披露しました。また、子供達も参加し、アラピヤと幸せなら手をたたこうを一緒に楽しく行いました。最後、私たちはゲームをしたり、おしゃべりをしたり、遊んだりして時間をすごしました。園長が言ったようにこの混乱の世界で平和を広げたい、子供達の笑顔を守りたいと思いました。8月隊の活動も残り3日間ですが、感謝の気持ちを忘れずに一緒にがんばりましょう。(宝麗格)

各車両係より一言

・一号車
今日行ったカンボジアトラストは、イギリスのNGOが運営していて地雷被害者や交通事故被害者やポリオ患者のための義肢義足の製作、義肢装具士の養成を手がけています。現在は交通事故被害者が多いそうです。建物内のいたるところに日本財団というシールがあったと思いますが、これは日本財団が支援して建てられた建物だからです。カンボジアトラストには養成学校もあり、三年制の学校です。一年、二年の時は医療の知識や義足の作り方を学び、三年ではクリニックで本格的に実習をしているそうです。また生徒はカンボジアだけでなくネパールやラオス、など各国からも来ているそうです。卒業後は母国で働いているそうです。施設内にはリハビリ室や診察室や技巧室や寮がありました。カンボジアトラストにくれば無償で治療が受けられるが、地方ではまだまだクリニック行くお金も無く、治療が出来ずに悪化してしまうそうです。まだ施設が不足しているという課題もあるので、もっとクリニックなどの施設が建てられ国内でたくさんの人が治療を受けられればいいと思いました。治療が受けられれば障害が残らず生活できた人やお金が無かったり、人手不足で治療が受けれず早期発見できなかった人もいると聞いたのでショックを受けました。だが義肢装具士は装具を作るだけでなくほかの活動もしているそうなので徐々にでも被害者への支援が出来てきているのかと思いました。カンボジアにはプノンペンとシハヌークビルとコンポンチュナンに施設があります。(佐々木一義)

・二号車
バッタンバンとプノンペンの移動中に看板に着目すると、店の前や道中にビールの看板がたくさんあることに気がつきました。バッタンバンではアンコールとアンショアーというビールが看板にたくさんあり、プノンペンではその2つにカンボジアというビールが増えて看板になっていました。私が飲んだビールの中ではアンコールビールが一番美味しかったです。日本ではクリアアサヒやスーパードライの看板はそんなに見かけないのでまた1つ日本との違いを見つけることができ、良かったと感じました。(山口潤)

レポート係より一言

昨日で作業も終わり今日はプノンペンの様々な施設を見学させていただけたことで非常に勉強になった一日でした。印象的だったのが、カンボジアトラストの建物の中に義足等を処置したあと日常生活でも問題なく動けるようにする為のリハビリスペースです。今の日本には点字ブロックやスロープなど身体の不自由な人へのバリアフリーの意識が広がっています。しかしこちらに坂道や障害物、砂利道などが用意されているのを見てそもそもカンボジアでは歩道はバイクが走ったりしてボコボコに荒れており、舗装が整った日本と比べると歩くだけでも難易度が非常に高く日常生活が問題なく送れるまでになるには想像以上に問題がありそうだと感じました。今のカンボジアは日本でいうと昭和39年〜41年相当の世界だというお話を伺いましたが、確かに障害者をサポートする仕組みが一昔前の日本のように出来ていないのでこれから発展していくにつれてそのような意識が高まっていけばいいなと思います。また今日バイクの後ろの方が自分で点滴を打ちながら走っている光景に遭遇しました。(竹内夕貴)

本日のありがとうございます

ドライバーのトンブンさんからグリーンバナナの差し入れを頂ました。いつもありがとうございます。