2014年3月隊活動レポート
2014年3月9日(日)
スケジュール5:30 起床 |
本日の報告者より
JVCでの作業を終え、7日目の今日はコンポンチャムへ移動しました。
国道5号線から中国橋を超え5号線の途中、イスラム教のモスクがいくつかあり、女性の装いにも変化が見られました。魚の養殖も5号線にあり、6号線に入ると辺りは田園風景が広がり、沼地には蓮の花見られプノンペンの景観から徐々に離れていきました。途中日本で言う“道の駅”へ立ち寄りました。
次第に町の雰囲気が変わり、道路が整備されたきれいな町並みに変わりコンポンチャムに到着しました。更に進んでいくと話に聞いた高床式住居を目にしました。どこまでも続く赤土の砂煙、そこに住む人々の暮らしぶりを車窓から眺めました。小学校に到着すると沢山の村人が集まっていました。さて、いよいよ明日からブランコ作りがはじまります。村の人たちとの交流も楽しみです。(安田美加代)
各車両係より一言
・一号車
今日は食についての報告です。
蓮の実:日本では納豆、薬にもなる(鎮静、滋養強壮)。
餅トウモロコシ:餅食感、ほんのり甘い、色は白色。(私のには黒っぽいのがいくつも並んでたよ。)
もち米と豆を竹に包み焼いたもの:赤飯のようで、豆の甘さと塩加減が絶妙!
ランプータン、ロンガン(龍眼の仲間):ライチは中国の南部、ランプータンは東南アジア。
ココナッツ:切り口がとろとろのものが良い。皮の内側はナタデココ。(ナタで切るからナタデココだよ。)(長屋雄貴)
・二号車
カンボジアの交通事情について。
右側通行が原則です。交差点に信号がない場所がほとんど。(信号機のないところを通っているからだよ。)一応車道には中央線はあるが、だいたいの車・バイクは中央線上を走ります。標識は国際基準を使用しています。郊外の道は舗装されておらず、牛や犬が横断します。(日本でも一緒だよ。牛馬優先の道路もあるぞ。)
道路交通法により規則が定められているが、人々の交通手段であるバイクの免許は8年前16歳以上と定められています。しかし、規則は浸透していません。少しずつでいいので、安心・安全な通行ができるようになってほしいです。(石井陽丸)
・三号車
プノンペンからコンポンチャムへ到着すると、絆橋が日本のODAで作られました。存在感が大きいと感じ、この日本が建てた橋はカンボジアの500リエル札の裏の絵に採用されており、社会資本についても海外の力が大きいです。
また、カンボジアの農業は、資本主義国が先住民の労働力を使用し推進されているゴムのプランテーションの形態が残っています。日本の農業とは対照的に、質より量を優先し、均一的で変化のない農地が数多く見られました。(斎藤寛史)
レポート係から一言
プノンペンの町並みとは違い、ゴム園の中の道は舗装されておらずまるでアトラクションのように車が激しく揺れました。土埃で前が何も見えなくなることが何度もありました。しかし、ドライバーさんは何の躊躇もなく前へ突き進んで言ったので、カンボジアの方々のたくましさを感じました。
今日のありがとうございます
オルッセイ小学校の校長先生よりココナツジュースを頂きました。とても美味でした。
トンブンさんよりバナナチップスと竹のご飯を頂きました。美味しかったです。
蘭子さんよりとうもろこし、蓮の実、砂糖やしの実、ザボンを頂きました。美味しかったです。