2013年3月隊活動レポート
2013年3月7日(木)
スケジュール5:00 起床 【写真】 |
本日の報告者より
本日は朝早くにプノンペンを出発し、プレイヴエン州に移動しました。フェリーでメコン川を渡る途中、目の前に朝日が昇るのが見えて、感動しました。
今日のメインとなる活動は、プレイヴエン州の音楽コンテストの予選への参加でした。プレイヴエン州の郡や市から第1位と2位の小学校から高校を合わせて9校が参加し、それぞれ3曲を披露していました。今年はその中に子どもの人権についての劇を交えたものになっていました。
生徒たちの合唱や合奏を聞いて感じたのは、元気いっぱい楽しそうに演奏していることです。また、生徒たちが同じ学校の仲間たちと合唱や合奏で音を合わせていく中で、仲間との絆も深まっていくことでしょう。現在カンボジアでは音楽は社会科の一部として指導されているそうです、もっと子どもたちが音楽に親しむ機会が増えると良いと思いました。
私も小さい頃から楽器を習っていて、今でも時々演奏しているのですが、音楽は日々の生活を豊かにしてくれるものだと思います。コンテストの最後に、3月隊とカレッジ隊で、ゲスト出演をさせていただきました。「手のひらを太陽に」と「幸せなら手をたたこう」の2曲、そしてソーラン節の踊りを披露しました。楽しく歌ったり踊ったりしていて、生徒たちも喜んでくれたので、よかったと思います。(緒方浩平)
各車両係より一言
・1号車(五十嵐祥平)
今日はプノンペンから、プレイヴエン州からスヴァイリエン州へと車に乗っている時間が長い一日でした。早朝ということもあって私自身ほとんどの時間眠ってしまいました。色んな景色を見逃してしまって少し後悔しました。しかしそんな中でも多くの発見がありました。プノンペンでは早朝から深夜まで騒々しいのに、フェリーでメコン川を越えると雰囲気はがらりと変わり、とても落ち着いたものでした。立床式の家々や牛のエサ用に山積みされた稲藁、大きな田園などプノンペンでは見当たらなかった昔ながらのカンボジアの生活の様子を多く見ることが出来ました。その一方で、道路拡張や橋の建て替えのため、整備されていない道を走ったり、ぐらぐらの橋を渡ったり、病院がないという話を聞いて公共の面でまだまだ行き届いていないところがあり首都との差が広がってしまっているのかなとも思いました。
明日からいよいよ学校での作業です。ケガや病気には気をつけたいと思います。
・2号車(高岡正宗)
今日は、長時間の移動だったので、移動中の6割程度は歌っていました。外の風景はプノンペンとは全く違っており、乾燥した平地が広がっていました。昨日までの滞在地とはまた別の刺激を受けていくと思うと、今から楽しみです!明日はブランコの穴掘りなので、今日は十分眠って体調を整えます。
今日のありがとうございます
音楽コンテスト予選に参加された9校の生徒さんに、素晴らしい演奏と合唱をありがとうございました。本当に感動しました。