2010年8月隊活動レポート
2010年8月6日(金)
スケジュール6:00 朝食 【写真】 |
一日を振り返って
今日は普段に比べゆったりとしたタイムスケジュールの中行動しました。朝は広島への原爆投下で亡くなられた方々のため、そして世界平和のために皆で黙祷をささげました。カンボジアの地での黙祷はなぜだか少し不思議な感覚でしたが、他国にいても自分の母国はやはり日本であり、そこには切り離せない物があると感じました。
その後は小学校の教師を育成するMTTCでのワークショップ(グループワーク)に参加し、年齢がほぼ同じのカンボジアの学生達と絵画制作を通じての交流をしました。
皆それぞれ、現地の学生との交流を持ち、中には別れ際に目頭が熱くなった隊員もいました。
ホテルに到着した後に部屋替えを行いました。これは遅れて合流する隊員がいるためです。
その後はミーティング、そして夕食と普段と同じ行程でしたが、遂に本日全隊員がカンボジアに集まりました!!!
明日からは、実際に小学校にブランコを設置する作業になります。体力的にハードな日が続きますが体調に気をつけて有意義な一日が過ごせるように頑張ります。
(文責:篠原)
感想
今日はカンボジアの未来を担う小学校の先生の卵とでも言うべきMTTCの学生たちと絵画のグループワークを行いました。彼らが、先生になった時、生徒にどうグループワークをさせればよいのか、自分たちで考える事が今回の目的だったそうです。作業では、言葉があまり通じないこともあり悪戦苦闘する隊員も多く、自分も悪戦苦闘しましたが、MTTCの学生がジェスチャーを交えるなど、スムーズに作業することができました。約3時間程度の作業でそれぞれの絵画が完成しました(10班に分かれて作業したため10枚)。どれもこれも、すばらしい作品ばかりで芸術性の高さに脱帽でした。写真を下記にアップするので見て下さい。
さて、カンボジアの美術の授業内容をみなさんは知っていますか?それは、画一されたものを描くような、独創力・想像力をあまりいかせない内容です。一方、日本は独創性をいかせるように美術教育が行なわれています。故に、日本人は紙からはみだすこと、雑に貼ったり、描くことも芸術の一つであると考えます。ですが、カンボジアの方はそれを芸術ではないと考えます。作業をしている中で、このような文化・教育の違いを垣間見ることができました。このような文化の違いを見ること、理解する事が世界を見ていくにはとても大切なのだと本日改めて感じる事ができました。
(文責:近藤)
今日のありがとうございます
先日、ホテルの方にカンボジアのトウモロコシをいただきました。とてもおいしかったです。ありがとうございます。